個別相談★アカビタイムジオウムさん★咬み付き改善

1月15日に鳥さん個別相談にお越しいただいたアカビタイムジオウムさん(2才、男の子)のご紹介です。

この日が初回で、遠路はるばる、栃木県からお越しいただきました。
ご相談内容は、咬み付き改善です。

飼い主さまによると・・・
●お迎えした時から、腕にのせると手を咬む行動はあった。
●羽根が生えそろって(今まではクリッピングをしていた)、上手に飛べるようになってから強くなってきた。
とのことでした。
これからまだまだ長いお付き合いになるので、楽しく一緒に遊べるようになりたいとのことで個別相談をご利用になりました。

ヒアリングによると、アカビタイムジオウムさんは人の手は咬むものではない、ということを適切に教えてもらった経験がないのかなと感じました。今は、独自の「楽しい!!」ことをとにかくやっているという感じです。
これまでは、咬まれた後にタイムアウトなどを実践していただいていたようですが、「咬まない」という望ましい行動を教えていくにはやはりポジティブレインフォースメント(正の強化)トレーニングが有効です。つまり、咬まれた後の対処法に重点を置くのではなく、咬まない時にいかに褒めるかが重要なカギです。

トレーニングをやっていく最初の内は咬まない時(望ましい行動)は100%ご褒美をあげていただくことをご提案いたしました。
咬んだ時(望ましくない行動)は、もちろんご褒美なしでノーリアクションです。
こうすることで、鳥さんはご褒美が出現する行動の方、つまり楽しい、嬉しい方を繰り返すようになります。

その他にも、
「咬まれない」、「咬ませない環境作り」を心掛けていただくこともご提案させていただきました。
・興奮している時は手を出さない。中断させたい時は手を出すのではなく、物を介して。
・体中を撫で回さない。
 ⇒体中への刺激は発情を促します。また、発情中のオスは攻撃的になる傾向にあります。
・ご褒美の効果を最大限に引き出すために、ペレットの割合を増やしていく、ということもご提案させていただきました。

次回、第2回目の個別相談はおよそ1か月後です。
その前に、初回のご相談から1週間後に、ご報告をいただくようにお願いしました。
なぜなら、咬み付き改善は適切な方法で接していけば1週間で変化が現れるからです。
(変化が現れるのはトレーニング開始からおよそ1週間ですが、その後、行動が定着していくのは1か月ほどかけていきます)
1週間が経過しても、なんの変化が観られない場合は、適切にトレーニングが伝わっていないと判断して、トレーニング内容の見直しが必要です。適切でない方法をいくら頑張っても改善は望めないと考えます。

20170115白汰くん

さて、帰るよ~の段階で、「あっ!写真を撮り忘れてました!撮らせていただいてもいいですか?」と」撮影させていただいた様子です↑
本当に陽気な鳥さんで、一人遊びもきんとできる鳥さんです。
これからは、人側は咬まれない環境作りを心掛けていただきながら、鳥さんの方には人の体は咬むものではないよということを学習してくれるようなアプローチができたらいいなと思っています。
次回の個別相談を楽しみにしています。
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