個別相談★タイハクオウムさん★信頼関係の再構築

2016年も今日を入れてあと3日ですね。。。
なんとか、なんとか、今年お受けした個別相談やセミナーを全てご紹介できるように頑張りたいと思います!

10月1日に個別相談をご利用いただいたタイハクオウムさんについてご紹介させていただきます。
群馬からお越しで、ご遠方からわざわざありがとうございました!

第1回目はタイハクオウムさん同伴でしたが、第2回目は移動などで鳥さんに負担がかからないように、そして1度鳥さんに会わせていただいたので、飼い主さまのみのお越しとなりました。

ご相談内容は、タイハクオウムさん(5才、女の子)が今年の7月に、撫でていたらギャーと鳴くようになって手を避けるようになってしまった。ケージから出たがらなくなって、手を怖がるようになってしまったので、以前のようにまた仲良くなりたいとのことでした。

このようになってしまったきっかけについて、特に環境の変化もなく、飼い主さまの接し方にも変化がなく、ある日突然だったそうです。飼い主さまも必死に記憶の中を探ってくださいましたが本当に思い当たることがないとのとで、タイハクオウムさんにとってはきっときっかけや理由はあったかもしれませんが、これ以上の原因究明は難しいと判断して、この先のことを考えていくことにしました。

鳥さんの行動には必ず理由があると、ブログでも何度もお伝えしてまいりましたが、時々、「どうして?」というケースがあります。つまり、原因が全く思い当たらないといケースです。
タイハクオウムさんの5才という年齢ステージは、性成熟期の段階でもあります。
今まで当たり前のように受け入れてくれていたことを急に拒みだしたり、あるいは、今まで気にもしていなかったことが急に気になりだしたりなどなど、行動に変化が現れる場合があります。なので、鳥さん側の理由は結局のところ、鳥さんにしか分からないという場合もあります。
10月の段階では、タイハクオウムさんとの関係性は・・・
■お世話をする時、手を見せた時に怖がる
■ケージ越しだとひまわりの種を受け取ってくれる。ケージの外では距離をとりながら受け取ってくれる。
そして、個別相談室に来てくれた時のご様子は・・・
■腕を差し出したらステップアップしてくれる、でも手首から先はダメ
■手首から先を見せないようにして近づけると、ステップアップしてくれる
という状況でした。

確かに、以前と比べるととても距離があるような感じかも知れませんが、それほどひどくこじれてしまってはいないなというのが最初の印象でした。
20161001たからちゃん2
20161001たからちゃん1
本当にかわいい、女の子!という感じのタイハクオウムさんです。
トレーナーはほんの少~し接近を試みましたが、全力で拒否されたので遠くから見守ることに。

最低限、「手から直接ご褒美を受け取ってくれる」、「腕にはステップアップしてくれる」という感じだったので、地道に信頼関係を再度構築していく方法をご提案させていただきました。
【ご提案内容】
・タイハクオウムさんの大好きなものを見極めて、必ず手渡しであげる。
・「仲良くなりたい!」という焦る気持ちはグッと抑えて、タイハクオウムさんとの距離感を大切にしながら、少しずつ縮めていく。
・ケージの中の方がご褒美を受け取ってくれやすいとのことなで、ご褒美を見せて「こっちにおいで」を前後左右にやってみる。この時もやはり、タイハクオウムさんが乗り気ではない場合はすぐに切り上げる。しつこくしないことが大切です。

実は、タイハクオウムさんは実家で暮らしていて、ご相談の飼い主さまは土日にしか会えないという状況でした。なので、この実家に帰省する土日のみがチャンスです。

そして、第2回目は11月23日に、今度は飼い主さまのみでお越しいただきました。

飼い主さまの第一声としては、「なんだか、謎です」という感じで、なかなかつかめないご様子でした。
変化としては、
・ケージのトビラを開けるとすぐに出て来てくれるようになった。
・背中にはのってくれる。
・この時点での大好きなものは、ひまわりの種よりもみかん。
という感じで、劇的に改善!というところまではいっていませんが、悪化はしていないようなので、第1回目にご提案させていただいた内容を今後も実践していくことになりました。
第1回目から第2回目まで、1か月半の期間があったとはいえ、チャンスは土日のみ。
タイハクオウムさんの心の中にどんなきっかけがあったかは結局は分かりませんが、
・しつこくならない
・粘らない
・パーソナルスペース、ならず、鳥さんスペースを見極める
これらのことを守っていただきながら、少しずつ少しずつ、信頼関係を取り戻していっていただけたらいなと思っています。

また、ケージの中でもほとんど動かないとのことでしたので、おもちゃで遊ぶ動機付けもお伝えさせていただきました。
大型の鳥さんは、本来であれば有り余るエネルギーを発散させてあげる必要があると考えています。ほんのちょっとしたきっかけで、遊びのスイッチが入ってくれると思っているので、「うちのコはどうせ遊ばない」と決めつけたりあきらめたりせずに、遊びのスイッチを入れてあげられるような働きかけを続けてもらいたいと思っています。こ゚の場合もやはり、お約束事としては上記3点を守りながら、ぜひ継続していただきたいと思います。
群馬にお住まいなので、来年もいろいろなセミナーを企画しているのでぜひお気軽に!とはなかなか言えませんが(一応、ご案内させていただきましたが)、大型の鳥さんと暮らしていらっしゃるからこそ、飼い主さまだけでもセミナーに参加していただいて、飼い主さま同士の情報交換などしていただけたらいいなと思っています。
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