2017年の少人数セミナー&講座のご案内

まだまだ、今年開催いたしました鳥さん個別相談やらセミナーなどのご報告をブログに掲載しきれていませんが、来年のセミナー・講座の予定が決まりましたので、お知らせさせていただきます。

少しでも鳥さんと飼い主さまのお役に立てればと思い、定期的に開催してまいりました少人数セミナーですが、2017年はさらに新たなスタイルで取り組んでまいりたいと思います。
興味・関心のある方は、ぜひお気軽にご参加いただけましたら嬉しいです。

ホームページにも一足先に掲載いたしましたので、覗いていただけましたら幸いです。
なお、お申込みについては、2017年1月中からとなりますのでご了承ください。

【BGSの小人数制セミナー&講座】
鳥さんとの暮らしは楽しいこともあれば、「あれ?どうしたらいいのかな?」という事態に遭遇することもありませんか。そんな時は一人で悩まず、適切な知識を得ながら、みんなで一緒に考えていける場に参加してみませんか。
BGSの少人数セミナーは・・・
・鳥さんとの暮らしをよりよいものにしたい方
・現在、鳥さんの問題行動でお悩みの方
を対象にそれぞれのテーマに合わせた内容を2017年も企画しています。
鳥さん同伴OK(条件付き)のセミナーもありますので、飼い主さん同士の情報交換の場に、そして、鳥さんの社会化を身に着けてもらう機会に。
2017年は酉年です!酉年に一緒に、さらにたくさんのことを学びませんか?
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【BGSのセミナー&講座/種類】 いずれも事前申し込みが必要です。
①「鳥さんヒントセミナー」[無料]
・対 象:どなたでもお気軽にご参加いただけます。
・参加費:無料 ※「手作りおもちゃ編」の場合、材料費がかかります。
・定 員:10~15名
・テーマ:手作りおもちゃ編、咬みつき改善編、毛引き・自咬改善編、発情抑制編

②「人と鳥をつなぐ R+(アールプラス)講座」[有料]
・対 象:鳥さんの行動や環境についてより深く学びたい方向け。講座ごとに課題の提出が必要となります。
・参加費:2000円
・定 員:5名
・テーマ:応用行動分析学に基づく内容/観察のポイント、行動の動機付け、環境、報酬、トレーニング

2017年BGS少人数セミナー
【「人と鳥をつなぐ R+(アールプラス)講座」とは?】
鳥さんの暮らしをより健康で、より楽しいものにしていくことができるのは、獣医師でも、ショップ店員でも、バードトレーナーでもありません。これらの人々は手助けをしてくれたり、ヒントとなることを与えてくれたりすることはできるかもしれませんが、直接、鳥さんにアプローチをしていけるのは、一番身近な存在の飼い主さんだけです。
病院では病気やケガを治してくれるかもしれませんが、もしそうなってしまった原因が鳥さんを取り巻く環境にあるとしたら、この根本的な部分を改善していかないと、これから先も同じことの繰り返しになってしまうかもしれません。
「人と鳥をつなぐR+(アールプラス)講座」では、「鳥さんヒントセミナー」よりもさらに深く踏み込んだ内容となっていて、応用行動分析学の根幹部分となります。決して堅苦しい内容ではありません。これまで実際にご相談を受けてきた事例を元にした内容です。一般の飼い主さまも受講できますし、将来的に人と鳥さんの暮らしをよりよくしていくためのサポーターとして、バードトレーナーを目指す方や動物看護師の方にも積極的に受けていただきたい内容です。

【「人と鳥をつなぐ R+(アールプラス)講座」では課題に挑戦!】
各講座終了後に課題があります。
これは、応用行動分析学の考えを参加者の方お一人お一人が自分自身に落とし込んで考えて、それぞれのケースに応用していく力を身に着けていただくためのものです。
■課題は1~2問程度でA4用紙におさまる程度です。
■課題提出には講座終了後から2週間以内と期限を設けさせていただきます。
 ご提出いただいた課題は、トレーナーが添削をさせていただき返却いたします。
■課題内容については、各講座でお伝えさせていただきます。
■課題の提出期限が過ぎた場合、いかなる理由であっても添削をお受けいたしませんので、あらかじめご了承ください。

《BGS主催セミナー&講座の基本的理念》
鳥さんは元々人間社会のルールを知りません。しかし、人と暮らしていくためには、たくさんのルールがあり、学んでもらう必要があります。ルールを教えず叱ったり、「悪い子!」と鳥さんに一方的に責任を押し付けるのはフェアではありません。一つ一つ、鳥さんにとって分かりやすく教えていく、これがトレーニングです。
BGSで言う「トレーニング」とは、一方的に人の都合や理想を押し付けるものではありません。しかしながら、他に適切な表現がないので「トレーニング」を使わせていただきます。
【BGSにおける「トレーニング」の考えと必要性】
●野生下の暮らしはヒントにはできても、飼養下の暮らしに100%適用することは難しい。コンパニオン(伴侶)としての必要な行動を教えることがトレーニングである。これは、鳥の精神的・肉体的快適さ、健康、幸福を約束するための行動でもある。
●コミュニケーションの一つの手段であり、いわば異なる言語を使う鳥と人との意思疎通を図る通訳の役割を果たすものである。
●応用行動分析学に基づく、最もポジティブで、最も介入度が少ないポジティブレインフォースメント(Positive Reinforcement:正の強化)を使用し、鳥らしさを尊重する方法。
●犬のように主従関係に基づくものではなく、鳥と人は対等であるという考えに基づく。人の都合や理想を押し付けるのではなく、鳥さんを自身の思い通りするためのものではない。
●トレーニングには、接し方、観察の仕方、環境の整え方、望ましい行動・望ましくない行動の伝え方などの方法が含まれている。

私たちの行動は、鳥の体を作り、鳥の行動に影響を与えています。鳥さんは与えられた環境でしか生きていけません。鳥は人を癒すためだけに生まれてきたのではありません。鳥さんに癒しを求めるのであれば、鳥さんを癒してあげられる存在になることも大切だと考えます。鳥さんらしさを尊重し、鳥生を豊かにしていくための手段、それがトレーニングです。

《BGSセミナー&講座の基本原理》
スーザン・フリードマン博士(ユタ州立大学心理学教授)が40年以上かけて作り上げてきた内容を基に、フリードマン博士の許可を得て、記事の使用、並びに内容を構成しています。ABA(応用行動分析学)に基づくアプローチ法を身に付けることで、問題行動を防止し、解決するための講座です。

[2つの確固たるルール]
1. 鳥の行動を変えるためには、まずは飼い主自身が変わらなければならない。
2.鳥らしさを尊重した解決策を用いる。

[3つの基本的信条]
1.行動には機能が伴う。
2. 鳥の未来の行動は、過去の結果と関わり合っている。
3.思いやりのある事前のアレンジメントは、望ましい行動を作り、持続させることができる。
(スーザン・フリードマン博士より引用)

《目的》
ABA(応用行動分析学)の理論はいたってシンプルです。誰でも学ぶことができる理論です。しかしながら、難しくしてしまっているのは、鳥さんにはそれぞれ個性があり、鳥さんを取り巻く環境(飼い主さんを含む)も様々であるという点だと考えています。当講座では学習理論を知っていただくと共に、ケーススタディを通じて、咬み付き、呼び鳴き、毛引き、自咬、肥満、発情などの問題行動の改善に加え、食餌内容やケージの置き場所、ケージ内レイアウト、遊びの提案、人や手への恐怖心克服などそれぞれのケースに当てはめていく実践形式を取り入れていきます。全てのケースの根底にはABAの理論が基になっています。この考えを自分自身のものにし、柔軟に様々なケースに当てはめて活用していくには何よりも実践と経験が必要だと考えています。
※2017年開催の「R+」は、最も基礎部分となるので、上記全ての内容を網羅することができませんので、あらかじめご了承ください。

ABAの考えが広く知られて、医学的な分野は病院が受け持ち、行動学的な分野はABAを当たり前のように活用できるような世の中になってくれることを願っています。そして、鳥さんのQOL(Quality of Life:生活・鳥生の質)の向上に繋がり、人も鳥もより幸せにより楽しく暮らしていけることを願っています。
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