鳥さん個別相談★ヨウムさん★生活全般と爪切り

今年お受けした個別相談は今年中にブログでご紹介させていただくべく、頑張ります!

9月に個別相談を受けてくださったヨウムさん(男の子、1才)のご紹介です。
飼い主さんは今年の3月に個別相談をご利用になってくださいましたが、この時は、ヨウムさんはお留守番で飼い主さまのみお越しになりました。
ヨウムさんとの暮らしは初めてとのことで、食事内容や生活全般についてのご相談となりました。

一度、個別相談室がどんなところかをご覧いただいて安心されたご様子で、2回目の個別相談の時は、ヨウムさんを同伴してくださいました。トレーナーの立場としては、やはり、鳥さんを同伴してくださった方が、細かなアドバイスができるのでとても助かります。

9月にお越しいただいた時は、咬み付きに対する対応と爪切りの方法を知りたいとのことでした。
この時お伝えさせていただいた爪切り方法をご紹介させていただきます。

爪切り方法はいろいろありますが、タオルで保定した状態はどうしても難しいとのことでした。一人でできないし、ご主人は保定の方も爪を切る方も難しいようです。
今回の個別相談を受けるまでは、片足を上げてくれた時にその足を(飼い主さんが)手で掴んでその時に爪を切る、という方法を試されてきたそうですが、どうやら、足を上げた状態でその足を持たれるのが好きではないらしく、うまくいかないということでした。
爪切りとして使っていらっしゃるニッパー自体は見慣れていて、近づけても怖がらないというところまでは練習できたそうです。

この方法で、爪切りや爪をヤスリで削ることができる鳥さんもいます。
いずれもトレーニングで教えてあげる必要があります。ケージの外にいる時、あるいはケージの中にいる時にケージのバーから足を出してもらう、本当にいろいろです。もちろん、タオルで保定してという方法もあります。

そこで、今回試していただいたのは、止まり木に止まっている状態で爪を切るという方法です。
りのちゃん20160910-1
りのちゃん20160910-2

手元が写っていませんが、爪の先っぽ部分(赤い線)を
りのちゃん20160910-3

こちら↓のニッパーで切ってみると、ヨウムさんも嫌がることなく切ることができました。
ニッパー
病院でも使っている爪切りです。
ニッパーの先に角度がついているので、切りやすいです。

手順としては、
1)大好きなものをあげる
2)片足になって食べているので、止まり木にとまった方の足の爪を切る
3)切り終えたらご褒美をあげる
という流れになります。

鳥さんの協力も必要ではありますが、何よりも飼い主さんの思い切りと素早さが大切です。
素早く爪を切る位置を見定めたら、バスっと切り落とす。
飼い主さまの方が慣れるには少々時間がかかるかもしれませんが、躊躇したり、モタモタしていると、鳥さんの方は飽きてしまうか、飼い主さんの必至さが嫌になるか、いずれにせようまくいかずに終わってしまう可能性が高いです。

止まり木スタンドに止まってもらったこの方法で、ご自宅でも実践してくださったようで、9月のご相談からおよそ2か月後にお会いした時に、ちゃんとこの方法で切ることができています、とご報告を受けました。ヨウムさんにも飼い主さんにも負担が掛かっていないようで、安心しました。

万が一、爪を切り過ぎて血が出てきた時には止血が必要なので、一番いいのはタオルで保定した状態だと思います。
今回の方法の場合、本当に爪の先の方の尖りを切り取るくらいの位置であれば出血もしないと思いますが、頻繁にトリミングしてあげる必要が出てきます。

ご自宅で爪を切ることができれば、わざわざ外出することなく一番簡単だとは思います。しかしながら、保定の方や爪を切ること自体に不安がある方は、ぜひ病院を頼っていただけるといいなと思っています。
それじゃあ、タオルで保定を練習しよう!ということになってしまうと、徐々に取り組んでいかないと、鳥さんは人自体が嫌いになってしまい、信頼関係を壊してしまう結果になるので、ぜひ慎重にご検討いただけたらと思います。

個別相談がまもなく終了の頃に、余裕が出てきたご様子であちこち動き回るヨウムさん↓
りのちゃん20160910-4

あとは、咬み付きが今後、癖になってしまわないといいなと思っています。
先日開催した咬み付き改善セミナーにもご参加いただいたりと、とても熱心な飼い主さまなので、大丈夫かとは思いますが、鳥さんも人も、お互いにルールを学びながら楽しく暮らしてもらえたらいいなと思っています。
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