個別相談★オカメインコさん★続!自咬改善に挑戦!

7月から自咬改善に取り組んでいるオカメインコさん(12才)。
この時の様子はコチラをご覧ください。

【これまでのおさらい】
自咬を始めたのは5~6年前くらいから、それからカラーをつけたり、外したりを繰り返して、現在に至るそうです。カラーをつけることで、傷口はいじることができません。なので、傷口はいずれ治りますが、根本的な解決策にはならないということで、生活環境の見直しから取り組んでいきたいとのことで、個別相談をご利用いただきました。

自咬をしてしまうタイミングやきっかけは、飼い主さまも気付いていらっしゃっていて、トレーナー(=私)も飼い主さまの見解に間違いないと感じています。
自咬をしてしまうきっかけや原因は・・・
●寂しさからくる不安
●これまで長い間、慣れ親しんできた暮らしや環境からの変化
これにつきるようです。

オカメインコさんは12才で、12年間の経験と実績があります。なので、思い切ったアプローチを最初から試していくのは、かえって負担になってしまうと思い、ほんの少しの変化を克服できるような取り組みをやっていけたらいいなと考えています。
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初回から約4か月。
この度、カラーを取ることができました!
まるちゃん20161112-2
まるで別鳥です。かわいいです!!

以前は、こんな大きなポンチョみたいなカラーをしていました。
まるちゃん20160828
8月の様子↑

まるちゃん20161015
10月の様子↑

7月からこれまでの期間で、1度、カラーをはずす機会がありましたが、また自咬を繰り返してしまい、再度トライ。
そして、晴れて10月末にカラーをはずすことができました。

カラーをはずすタイミングについては、主治医である海老沢院長にお任せという感じではありましたが、個別相談での進捗状況やトレーナーから観た見解を伝え、それじゃあはずしてみようか、という流れになりました。
つまり、根本的な解決策は、生活環境を変えることがとても大切なので、鳥さんを取り巻く環境が変えられない段階で、カラーをはずすことはできないと考えています。
オカメインコさんは、病院では電位治療も受けていますが、鳥さんのストレス耐性を上げていくためには、飼い主さんによるご家庭でのアプローチが必要です。
この部分ができていない段階で、傷口が治ったからカラーをはずしてもまた同じことの繰り返しになってしまう可能性があります。

どうやらオカメインコさんは、環境が劇的に変わらなければ自咬はしないという風に考えています。
かと言って、「これからは環境を変えないでください!」というアドバイスはしていません。
飼い主さまにご提案させていただいたこれまでの取り組みは・・・
●敢えて、ケージの中で過ごす時間を少しずつ増やしていく。
これまではケージから出ている時間帯が長いという環境だったようですが、飼い主さまの用事がある日はケージに入れられてお留守番となります。オカメインコさんにとっては、なぜケージに入れられるのか理解ができないと思います。もしかしたら、時々ケージに入れられるのがストレスだ!と感じている可能性もあると考えて、毎日、ある程度決まった時間にはケージに入れてもらうようにしました。

●いろいろな食べ物に挑戦!
これまで食べたことがないような食べ物に遭遇して、「うわ!何これ!!」と思うのもいい刺激ですし、その中から何か食べてくれたら、食のレパートリーが増えていきます。

●やっぱりフォージング!
粟穂が好きで、毎日の日課となっているということでしたので、粟穂をほんの少し紙でくるんでみるところからスタートしてもらうように試していただきました。こちらが意図しているほど、フォージングに関しては進んでいませんが、それでもオカメインコさんにとっては見知らぬ状況に遭遇して、それを乗り越えて自信につながる!ということが期待できると思いましたし、少なからずそうであったんじゃないかなと推察しています。

●個別相談室で知らない人と触れ合う!
電位治療が終わったらショップに立ち寄っていただき、知らない人、つまりトレーナーと接してもらう時間を作っていただきました。
最初の頃は、手や肩にはのってくれるものの、大好きな粟穂を差し出しても緊張しすぎて受け取ってくれなかったところからのスタートでしたが、回を重ねていく内に、粟穂を食べてくれる余裕が生まれ、さらには「マルちゃん♪」とおしゃべりを披露してくれたり、ピッピピィ~♪と歌まで歌ってくれるようになりました。

この変化を見た飼い主さまは、
「マルちゃんは我々が考えているより、結構たくましいのかもしれないなぁと感じました。
これから徐々に、そのたくましさを引き出していければ良いなと思っています。」
とおっしゃっていました。

まるちゃん20161112-1
「部屋の隅が気になる・・・」
まるちゃん20161112-3
あんよのお手入れ♪
本当に余裕が感じられます。

鳥さんは何才になっても、学習してくれると考えています。
その年齢や状況に合わせたアプローチ法の見極めは大切ですが、「うちのコはもうこんな鳥だから」と決めつけてしまって、鳥さんの可能性を摘んでしまってはそれまでなんだなといつも感じています。

余談ですが、上の8月と10月の画像で、少し写っているのがトレーナーですが、同じ色のTシャツを着ているのにお気付きになりましたでしょうか。
臆病な鳥さんや、ガツンと短期間で覚えてもらいたい場合は、同じ色や柄の服を着るようにしています。トレーナーや個別相談室に慣れてくれたら、違う色のものを敢えて着るようにしています。
もし、これから鳥さんをお迎えされる方で、すでに意中の鳥さんがいて何度かペットショップなどに足を運ばれる場合は、最初は敢えて同じ色や柄の服を着ていくと、鳥さんも覚えてくれやすくなると思いますので、もしよろしければお試しください。
(店員さんには、あれ?また同じ服、、、と思われる場合もありますが。。。)
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