【ご報告】 11月3日開催「インコサミット御茶ノ水」

去る11月3日の文化の日は、「インコサミット御茶ノ水」開催されました。そのご報告です。

今回は、BGSが主催ではなく、インコサミットさんと共同で開催する形となりました。インコサミットとは・・・
「鳥さんを愛するクリエイターが集り、面白い企画やグッズを考えたりしている愛鳥家集団」です。定期的に全国各地で販売会を開催されていらっしゃいますので、すでに参加された方もいらっしゃれば、いつか参加してみたい!とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなインコサミットさんたちとご縁があり、講演会形式でイベントを開催する運びとなりました。
「一緒にやりましょう!」の時点で8月上旬。そこから急いで開場探しから始まり、開催日まで告知・募集がおよそ1か月しかなく、定員の200名、果たして集まるのかとても不安だったのですが、募集開始と同時にすぐに満席状態!という予想外のとても嬉しい悲鳴を上げることになりました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
そして、残念ながらご参加がかなわなかった皆様におかれましては、またの機会にぜひともご参加いただけましたら嬉しいです。

簡単にではありますが、「インコサミット御茶ノ水」の様子と、講演者からの感想をご報告させていただきます。
そして、写真はオザ兵長さんが撮影してくださいました。本当にありがとうございました!

講演者と講演内容はこちら↓です。
20161103インコサミット御茶ノ水2

会場は満席状態!
インコサミット御茶ノ水20161103-1

トップバッターはトレーナーの柴田が、僭越ながら努めさせていただきました。
インコサミット御茶ノ水20161103-2

鳥さんの食事について、ハリソンのペレットをご紹介させていただきながら、つまるところ、何がいいの?ということで、ペレットもシードも捨てがたい!という結論に至っていないような結論をご紹介させていただきました。
1)栄養バランスがとれている
2)食の楽しみがあって、豊富なバラエティーがある
3)鳥さんの身体に合っている
理想的な鳥さんの食事とは?ということで、これら3つのキーワードを満たせるように、ペレットとシードのそれぞれのメリットを活かしてほしいなと思っています。さらには、「野生での食性」や「科学的栄養要求量」、「消化管の解剖学的構造や生理機能」という面からも食事について考える必要がありますが、詳しくは横浜小鳥の病院のホームページ「飼い鳥の食事」をご覧いただけたらと思います。
そして、「うちのこどうせ食べないから」とあきらめることなく、あの手この手で継続をして(毎日でなくてももちろんOKです)もらえたらいいなと思っています。実はキライな食べ物や、食べない食べ物の存在は、鳥さんにとっていい刺激にもなりますし、取り組んでいく内に、もしかしたらある日突然スイッチが入ってくれる可能性があります。

そして、動物写真家の岡本さんの講演です↓
インコサミット御茶ノ水20161103-4
オーストラリアに滞在して、オーストラリアで暮らす野生のインコ、オウムを追って撮影を続けられています。実はまたすぐにオーストラリアに戻って行かれる予定です。講演では、オカメインコやセキセイインコ、キバタンなどなど、たくさんのお写真や動画を交えてお話をしてくださいました。野生での姿、本当にたくましく美しかったです!オカメインコはオーストラリア最速!とよく本に書かれているようですが、本当は違うんだよということなど、様々なエピソードもとても興味深かったです。
岡本さんの講演後に感じたことや想いを、岡本さんのFacebookよりご紹介させていただきます↓
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久しぶりに大勢の人の前で話したこともあり、だいぶ緊張してしまいましたが、僕の拙い発表で、野生のオウム・インコ及びオーストラリアの自然について少しでもご興味を持っていただければ幸いです。この講演がきっかけで一人でも多く野生のコンパニオンバードが暮らす海外に足を踏み出してくれる方、研究者を志す若者が出てきてくれることを祈るばかりです。
オウム目の飼育、獣医学及び認知分野での研究が進んでいる&研究者が出てきている一方で、野生の彼らの生態については、研究がほとんど進んでいないのが実情です。発表でも話させていただきましたが、写真を始めたきっかけというのも根本はその部分にあります。僕はその興味及び対象がオカメインコでしたが、オウム目の鳥は全世界で約350種類おり、オーストラリア原産のセキセイインコやオカメインコだけではなく、アフリカに暮らすコザクラインコやヨウム、中南米が故郷のコンゴウインコやボウシインコなど、それぞれの環境に巧みに適応し、独自の生態を持っています。
その中で環境の破壊で数を減らす種類やペットや観賞用として乱獲され、数を減らしているインコたちがたくさんいます。講演でも紹介したアカハラワカバインコは個体数が30羽以下であり、近いうちに野生絶滅してしまうのはほぼ避けられない状況です。僕がたまたま知って、運良く撮影できたのが彼らでしたが、世界中にはそういった動物がたくさんいるはずです。彼らの生態や現状を何も知らずに地球上から姿を消してしまうのはあまりにも悲しすぎます。彼らを記録することによって、今後、悲惨な末路を迎える動物たちを少しでも救えるのではないかと、微力ではありますが確信しています。
21世紀は環境の時代になると言われていましたが、人類は未だに自己の利益を追求し続け、割りを受けるのはいつも弱者や生き物たちです。これは僕の個人的な意見ですが、ペットとして彼らを飼育し、一部を管理している以上、野生で暮らす彼らの種族全体には何らかの形で還元しなければいけないと感じています。学も才もない僕ですが、野生のインコたちの行動を追い、写真家として記録を残していくのが使命だと思っています。
今回、来場していただいた皆さま、インコサミットのスタッフの方々、海老沢先生、柴田さん、本当にありがとうございました。たくさんの出会いやいただいたご縁、想いを胸に刻み、オーストラリアに戻り、写真家としての挑戦を再開しようと思います。
発表が終わってから、たくさんの反響があり、たくさんの方からご感想をいただいていています。メッセージの返信が遅くなってしまっている方、本当に申し訳ございません、必ず、個別で返信いたしますので、いましばらくお待ちくださいm(_ _)m
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インコサミット御茶ノ水開催前に、海老沢院長も交えて打ち合わせを行ったのですが、野生での暮らしや行動は、飼養下での暮らしにも大きなヒントとなります。これからもぜひ、頑張ってもらいらいたいなと思っています。

インコサミット御茶ノ水20161103-3

そして、最後は横浜小鳥の病院の海老沢院長の講演でした。

インコサミット御茶ノ水20161103-5
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インコサミット御茶ノ水にご参加された方、並びに運営に当たられた方々、お疲れさまでした。
たくさんの鳥を愛する方々に出会えたこと、本当に嬉しく思います。
講演では、病気の原因を深く深く掘り下げてお伝えしました。中にはショックを受けた方もおられたかもしれません。
でもそれが真実であるということがご理解いただけたと思います。これを知ったことで、これから鳥たちとどうのように過ごしていくのか?これからも一緒に探究していきましょう。
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インコサミット御茶ノ水20161103-6

最後に、インコサミットCEOのかんたろうさんからの言葉をお伝えさせていただきます。
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インコサミット御茶ノ水、ご参加本当にありがとうござました!主催のかんたろうです。
天気予報の予想を裏切って好天の中で最高のイベントが開催出来ました。
晴れ男でよかった\(^o^)/

イベント募集段階から、本当にいろんな方に助けられて、やっと開催日にこぎつけましたが開催当日もいろいろと段取りが悪くて、反省しきりの本日です。
イベント中は空調がうまく働かずに、暑かったり寒かったりで体調悪くされた方もおられました。
本当に手際が悪くて申し訳ありませんでした。

でも、それ以上に講演の3名様のプロによるお仕事は圧巻でした。
昨日の講演で、インコとわたしたちを取り巻く環境がいい方向に向かっている、そんな実感を得ました。
また次の機会、鳥たちとの暮らしがよりよくなるような、そんなイベントを開催したいと思っています。

そして今回のイベントは、株式会社誠文堂新光社様の「コンパニオンバード」12月初旬発売号に掲載されるそうです。
そちらの掲載もお楽しみに!(どんな紹介されるかまったくわからないのでドキドキなのですが。。。

今回200名の方にご来場いただき、遠くは北海道からご来場されたお客様もおられて、そして皆さんの貴重なお時間をいただいて
鳥好きさんが集まった一体感あるイベントとなりました、本当にありがとうござました。

来年は「酉年」!更に盛り上げていきます。
ということで、また必ずお会いしましょう!!
本当に本当にありがとうござました。
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ご参加いただいた皆様、そして運営にあたってくださったインコサミットの皆様、さらには、展示販売でご活躍されたスタッフの皆様、本当にありがとうございました!
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