叱るとショボーン…これって反省しているの?

鳥さんにも通じるような面白い記事を見つけましたので、ご紹介させていただきます。

「愛犬を叱るとショボーン・・・これって反省しているの?」
(2016/9/4 10:50 わんちゃんホンポ様)

内容を一部抜粋
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帰宅するとゴミが散乱…布をかじってボロボロ…。
愛犬がイタズラをしたら、いけないことだと教えてあげなければいけません。
「ダメ!」と叱った時、しょぼんとしたり小さくなったりして反省しているような態度を取りますが、実はわんこはは反省することはないんです!

しょぼんとしている理由

叱ったときに反省しているような態度を取る理由、それは戸惑っっているからです。
人同士であれば、「これはしてはいけないこと」、と言葉で伝えることができますが、犬にはそれができず、犬自身も何のことで怒られているかわかりません。
反省しているように見えていたのは、実は理由がわからず困っているからだったのです。
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「犬」の部分を「鳥」に置き換えれば、共通して言えることだなと感じています。

よく、鳥さんに関するご相談で多いのが・・・
●何度言っても言うことを聞かない!
●叱ったら、申し訳なさそうな顔をするから、分かってるんだと思います!でも、また同じことを繰り返すから、うちのコ頭が悪いんでしょうか!?
●全く言うことを聞いてくれません。。。叱り方が悪いんでしょうか・・・
などなど。

そして、トレーナー(=私)がいつもお伝えしているのは・・・
●何度言っても言うことを聞かない!
⇒人と鳥さんは共通の言語を持っていないから、通じないのは当然です。通じるように伝える方法がポジティブレインフォースメント(正の強化)トレーニングです。

●叱ったら、申し訳なさそうな顔をするから、分かってるんだと思います!でも、また同じことを繰り返すから、うちのコ頭が悪いんでしょうか!?
⇒鳥さんの気持ちは鳥さんにしか分からないというのが、応用行動分析学の考えです。申し訳なく思っているかどうかについては分かりませんが、少なくとも飼い主さんが大きな声を出した場合は、その声に戸惑っていたり、長々とお説教を受けている場合は、「たくさん話しかけてもらってる♪こうすればいいのか!」と、喜びに打ち震えている可能性もあります。

●叱り方が悪いんでしょうか・・・
⇒鳥さんの特性などを考えても、「叱り方」に焦点を当てるのではなく、「褒め方」が大切です。飼い主さんが思う望ましい行動をとった時に、鳥さんを褒めてますか?(という問いに対しては、ほぼほぼ100%褒めていない、あるいは褒めるところがない!という回答が返ってきます)

鳥さんに限らず、犬も、
『過去の結果(経験)が未来の行動を形作る』
というのが、応用行動分析学の考えです。

鳥さんのその場の表情や行動で判断するのではなく、対象となる行動の出現率で、適切に伝わっている、伝わっていない、ということが判断できます。
残念ながら、「話せば分かる」という考えでは、鳥さんとの関係性はうまくいかないと考えています。
つまり、何度も何度も、飼い主さんにとって望ましくない行動を繰り返している鳥さんは、いくら飼い主さんが一生懸命伝えようとしていたとしても、残念ながら、伝えられていないという判断ができます。

鳥さんは頭がいい生き物だと常々感じています。
望ましくない行動を学習できるのであれば、望ましい行動も学習できるはずです。
(※本鳥は「問題行動」だなんて思っていません。)
個別相談をご利用の飼い主さまたちには、トレーニング法をお伝えして、1週間~1か月後くらいに一度ご報告を受けています。この時点で、いい方向に向かっている、改善が観られたのであれば、飼い主さまの取り組みは適切に伝えられていると判断して、そのまま継続をしていただいています。
反対に、全く変化が現れない!という場合は、ご提案内容の見直しが必要です。なぜなら、このくらいの期間で行動に変化が現れていないということは、鳥さんに適切に伝えられていないということであり、適切に伝えられない方法を、これから何カ月も、何年も継続したところで、改善は望めないからです。

この記事は、犬に関する内容ですが、鳥さんにも通じるところがあるので、ご参考にしていただけましたら幸いです。

記事の最後に・・・
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犬の躾は言葉が通じない分、困っている飼い主さんが多いはずです。
しかし飼い主以上に、犬も困っています。
何に対して怒られているのか、何が正解なのかを必死に犬たちは考えているので、飼い主さんはそれに答えるような躾をしなければいけません。

愛犬と向き合いながらお互い学んでいきましょう。
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言葉が通じない分、鳥さんへの伝え方があります。それは、罰ではなく、褒めて伸ばす方法です。
「愛鳥さんと向き合いながらお互い学んでいく」ことが大切なのですね。
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