[ご質問No.4] 咬み付きシリーズ:その①餌を交換する時の咬み付き from 20160505セミナー

去る5月5日に開催いたしました「第3回Birds' Groomingセミナー」の「Q&Aコーナー」で、ご紹介しきれなかったご質問を少しずつブログにてご回答させていただきます。
内容については、病気や看護、日常的なお世話、そして、問題行動やトレーニングといった幅広い分野になりますが、詳しいご事情まで飼い主さまにおうかがいすることができないため、掘り下げることができない部分もございますが、ご自身の鳥さんと、鳥さんを取り巻く環境に応用していただき、少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

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鳥さんの「咬み付き」について、いくつかご質問を受けました。それぞれのパターンについてご回答させていただきたいと思いますので、「咬み付きシリーズ」とさせていただきます。

[ご質問No.4] 咬み付きシリーズ:その①

[ご質問内容] ==========================
セキセイインコのメスです。
普段はおとなしいのですが、エサや菜っ葉をあげている時に、横取りされると思うのか、咬み付きます。
どうすれば、勘違いされないようになるでしょうか。
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ケージの“外”では咬まないのに、ケージの“中”では咬む鳥さんは少なくありません。あるいは、ケージの中に手を入れても咬まないけれど、エサ入れや水入れの交換の時は、攻撃的になるなどなど。
これは、鳥さんの認識としては・・・
①テリトリーに入ってきた侵入者!
②ご質問にも書かれているように、「大好きなものを横取りされる!」
の意思表示の可能性が高いと思われます。

いずれにせよ、対策としては
『咬まれない環境作り』で、咬まれる機会を失くすことで解決できると思います。
どのようにやるかと言うと・・・
A:ケージの中に鳥さんがいる時に手を入れない。エサ入れや水入れの交換が、もし可能なようであれば、鳥さんがケージの外にいる時に行う。

B:菜っ葉などを取り付ける時に、この位置から鳥さんを一番離れた位置に、おやつなどで誘導する。例えば、もし粟穂が好きな場合、粟穂を左手で差し出しながら、右手は菜っ葉を取り付ける、という感じです。この時、左手のおやつを差し出す位置と、菜っ葉を差し出す位置は、できるだけ離れた位置にします。

C:チャレンジできるようでしたら、トレーニングで、以下の取り組みを行ってみてはいかがでしょうか。
①菜っ葉を差し出す ⇒ 咬み付く、または咬み付く素振りを見せる ⇒菜っ葉を引っ込めて、5秒ほどタイムアウト。そして、もう一度トライ。
何度か試してみても、「咬み付く、または咬み付く素振りを見せる」ようであれば、この日は菜っ葉はなしにする。
※餌の場合は、「この日はなしにする」ということはできませんが、少し間を空けて再度挑戦してみてはいかがでしょうか。それでも最初の頃はなかなか攻撃的な行動はなくならないと思いますので、前述したBを試していただきながら、トレーニングを行うことをお勧めします。
例:もし、エサ入れを取り付ける位置が前面で、止まり木が手前と奥の2本設置してある場合、上の(奥の)方の止まり木に、おやつを見せながら鳥さんを誘導して、その間にエサ入れを設置する。

②菜っ葉を差し出す ⇒ 咬み付かない、咬み付く素振りを見せない ⇒ 菜っ葉を設置して、さらにご褒美をあげる。

細かい様子が把握できていないので、大まかなことしかお伝えできませんが、以上、お役に立てましたら幸いです。

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【これまでのご回答】

[ご質問No.1] ケージに戻す方法

[ご質問No.2] 呼び鳴きを改善するには?

[ご質問No.3] お尻スリスリ…やめさせた方がいい?最後までさせた方がいい?


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