個別相談★タイハクオウムさん★呼び鳴き改善その2

第1回目は3月にお越しいただき、2回目となる個別相談に5月にお越しいただいたタイハクオウムさんの呼び鳴き改善に関する続編です。

第1回目の様子はコチラ

個別相談をご利用された理由は・・・
病院で、「鳴き過ぎによる鳴管炎」という診断がなされ、鳴き続けてしまったことによって呼吸困難になってしまったそうです。これらの症状は病院での治療が必要ですが、「鳴き過ぎ」の行動は、行動学の範疇なので病院ではどうすることもできません。そのために、個別相談を利用されました。

第1回目の個別相談から約2カ月間、下記の取り組みをしてくださいました。

【2カ月間の取り組み内容】
①呼び鳴きに代わる代替行動を教えてあげる。
②ご主人好き好き!と人にべったりとする以外に、遊び方を教えてあげる。
③その他:
・放鳥タイムの設定
・体中を撫で回さない
・水浴び、換気を頻繁に行う

以上です。

飼い主さまからのご報告によると・・・
①呼び鳴きに代わる代替行動を教えてあげる。
 ⇒・ご主人のご協力もあって、姿が見えなくなった時の声掛けで改善がみられた。

②ご主人好き好き!と人にべったりとする以外に、遊び方を教えてあげる。
 ⇒・おもちゃ遊び(代替行動)が増えた。

ということで、以前は、飼い主さまが帰宅されたら、どうやら鳴き過ぎて声がカラカラになっていたのが、現在では観られなくなったそうです。
さらには、水浴びの回数を増やして、お風呂場に行けば、自ら湯船(浅くはった)に入ってくれるくらい好きとのことでした。
おもちゃもいろいろと手作りされたりして、印象的だったのが、頑張って手作りしたおもちゃよりも、今一番のお気に入りのものが「トイレットペーパーの芯なんです、もうがっかりです・・・」と、苦笑いされていました。

ご自宅での様子の画像をさらに撮影したものなので、画像があまりきれいではありませんが、おもちゃのレパートリーも増えて、遊んでくれている様子がよく分かります。
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こちら↑は、人の子供のおもちゃ売り場で探されたそうです。
人の赤ちゃんや子供用のものであれば、確かに鳥さんにとっても安全安心です。ただし、人にとっては問題ないものでも、鳥さんにとっては有害なものがあるので、鉛製品などが含まれていないかだけを注意して選んでくださっています。

2カ月間の取り組みによって、タイハクオウムさんのその他の変化は・・・
・言葉を自分で組み合わせて、よくおしゃべりをしているそうです。
きっと、飼い主さまの反応を観るのが楽しいのではないかなと思います。コミュニケーションは、体を触るだけがコミュニケーションではありません。元々、声でコミュニケーションをとる生き物なので、この特性を上手に活かしてあげられているのはとてもいいことだなと思います。教えてもらったり、聞いたことのある言葉を単にオウム返しするのではなく、自分で造り出しているという点は、やはり頭がいいんだなと感心しています。

こちらは、個別相談の時の様子です。
おしゃべりを聞きたくて、たくさん話しかけますが、、、
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タイハクオウムさん「はぁ?」

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タイハクオウムさん「ふっ。2回会ったくらいのお前には話さんっ」
という感じで、お披露目してくれませんでした。。。残念。。。

さらには、
・ご主人への依存度が格段に減ったそうです。
大型の鳥さんだけでなく、小型、中型の鳥さんたちにも、自分で自分のことを楽しめる鳥さん、つまり、飼い主さんがいないと何にもできない!という鳥さんにならないような工夫ができたらいいなと思っています。

・上記に通じることですが、100%腕にのらなくなったとのご報告もいただきました。
つまり、自分の意思でのる、のらないを考えられるようになったと思います。以前は、少しでも人のそばにいたい!という気持ちが強かったからこそ、腕を差し出せば100%ステップアップしてくれたと思いますが、自分で遊ぶ楽しさを学習してくれたことで、「今はのる」、「今は結構です」のような行動を見せているのだと考えられます。飼い主さまにとっては、少し寂しいかもしれませんが、とてもいい傾向だと思います。

2回の個別相談は以上で終了となりました。
この個別相談の5月の時点では、トイレットペーパーの芯がブームだったかもしれませんが、このブログを書いている6月の時点ですでにブームが去っているかもしれません。タイハクオウムさんとの知恵比べはこれからまだまだ続きますので、人も鳥さんもぜひ楽しく過ごしてもらえたらいいなと思っています。
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