個別相談★オカメインコさん★手や人に対する恐怖心の克服Part.1

3月に個別相談に来てくれたオカメインコさんについて、ご紹介させていただきます。

オカメインコさん、男の子(たぶん)、3才半
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個別相談を利用してくださった理由は・・・
●同居している人(男性)に対して、怖がっている様子。手を使づけると威嚇をする。
●飼い主さま(女性)に対しては、友好的。
とのことで、
★恐怖心を取り除いてあげたい。
★同居人(男性)と仲良くなってほしい。
ということを目標にしたいとのことでした。

この人がキライ!というよりも、過去に男性に対してイヤな思いを経験した可能性があるようです。
こういう場合は、地道に、少しずつ、「嫌なことをする人じゃない」「怖いことをする人じゃない」ということを伝えていくしかないので、以下のご提案をさせていただきました。

【ご提案内容】
・怖がるからと言って、距離を置いていたそうですが、エサ替えや水替えは、同居人(男性)の方の役割に。
・近づかなくてもいいので、やさしく声掛けをしていく頻度をあげる。
・粟穂が好きなので、同居人(男性)の方からしかもらえないようにして、この方の価値を上げていく。これ以外で、粟穂は絶対にあげないようにする。
・手や肩、腕にのった時にご褒美をあげる。
・朝は忙しくてかまってあげられないとのことですが、ケージ越しに粟穂をあげる。
以上をご提案させていただきました。

そして、今までお世話係だった飼い主さま(女性)の姿が見えなくなると、呼び鳴きをするとのことでしたので、
・姿が見えなくなっても、すぐに戻ってきてくれることを理解してもらう。
・姿が見えない時は、離れた距離でコンタクトコールをして、ちゃんといることを安心させる。
以上の方法を試していただくことにしました。

個別相談室で、実際に部屋の外に出てもらって、コンタクトコールをやっていただいたところ、呼び鳴きの回数がグッと減りました。あとは、ご自宅で継続していただくことに。

ご自宅では、同居人(男性)の手にはのらないんです、とのことでしたが・・・
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あっさり、のってくれました。
これには、同居人(男性)の顔もほころんでいらっしゃいました。

肩にはのってくれるけど、すぐに飼い主さま(女性)の方に飛んで行ってしまうとのことでしたが、ずーーーっと、男性の方の指にとまっていてくれました。
これには、飼い主さまもびっくりでした。

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ウトウトしちゃうほど、まったりしてくれています。

ご自宅ではオカメインコさんに距離を置かれてしまっていても、見知らぬ環境では、「頼りになる人」に昇格します。
個別相談室に来てくれたことによって、「あの時、知らない環境で頼りになったな~」と価値がグッと上がってくれていることを期待しています。

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基本的に、怖がり屋さんとのことですが、机の上をウロウロできますし、お気に入りのおもちゃでも遊んでくれる余裕があるところを観ると、それほど怖がり屋さんではないのかなという印象を受けました。

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なんだか、カメラ目線♪

飼い主さま(女性)の方に、飛んで行って助けを求める、という選択肢もある中、飛ばずに机の上をウロウロ、挙句の果てに、トレーナーの目の前から動こうとしないくらいでした。記録用紙にいろいろと書いていたのですが、「何、何?何してるの?」という感じで、むしろ好奇心旺盛な方ではないかなと感じました。
飼い主さま(女性)は、「こんなこと初めて!」とおっしゃっていました。

手や人に対する恐怖心は、少しずつ少しずつ、克服していってもらうしかないと思っています。これには、単に時間が解決してくれる、だけでなく、積極的なアプローチが必要です。程度の差はありますが、適切なアプローチによって、必ず克服できると感じています。
次回は、5月にお越しになるので、これまでの様子などおうかがいしようと思います。
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