個別相談★タイハクオウムさん★信頼関係の再構築

個別相談にお越しいただいたタイハクオウムさんのご紹介です。
前回からタイハクオウムさんが続いていますが、別のタイハクオウムさんです。

6才になる男の子です。
この日、初対面ではありますが、実はタイハクオウムさんのことはまだまだ若い頃から、BGSができるずっと以前から知っていました。その時に、飼い主さまご夫妻と出会い、タイハクオウムさんとの付き合い方についていろいろとお話をさせていただきましたが、ある時期にトレーナーがその場から離れることとなり、もうお会いすることはないのかな・・・と寂しく思っていました。そんな時、トレーナーを見つけてくださり、わざわざご遠方からお越しになってくださいました。
そしてついに、念願のタイハクオウムさんとのご対面を果たすことができたという訳です。

大福ちゃん、初めまして!だけど、大福ちゃんのことはずーーーっと前から知ってたよー。
大福ちゃん201603-5
個別相談室に着いた時は緊張から、ケージから出たがらなかったのですが、しばらくするとこの通り↑
机の上に降りるのはいやだったみたいで、床をウロウロするのが好きみたいです。

一番懐いていたという奥様が、一時期、体調を崩されたことによって、大福ちゃんと接する機会が少なくなってしまい、回復されて再び接する機会が出来た頃からは飛び掛かったり、咬んだり(強い咬みではないとのこと)するようになったというのが、ご相談内容でした。

6才ということもあり、成熟期を迎えて、鳥さんが変わる時期でもある上に、大好きな人がなかなか現れてくれない・・・などという何かしら複雑な心の変化があったと思われます。
奥様は、「嫌われてしまった・・・」とショックを受けられていましたが、いえいえそうではありませんよ、心の成長(2回目の)の時期でもあり、成熟期を迎えたパワーを持て余しているだけですよ、とお伝えしました。

改めて信頼関係を築いていくために、声掛けなどのコミュニケーションをとりながら、
●やってはいけないこと ⇒ いきなり飛び掛かる
●やってもいいこと ⇒ おもちゃで遊ぶ
以上のことを教えてあげる必要があるので、このトレーニング法をお伝えしました。

白色オウムに限らず、怒っても咬みますが、楽しいーーーっ!!の延長線上で興奮しすぎて咬むこともあります。こういう時は、一旦クールダウンさせたり、飼い主さまの方が距離をとるなどの方法で、興奮からのガブッ!を避けることができます。

遊びの一環で、体重計にのる練習中↓
大福ちゃん201603-3
すぐにのってくれました!賢い!

そして、破壊することがお仕事のような白色オウムさんには、とにかく破壊できるおもちゃを!
大福ちゃん201603-2
ということで、バルサ材を与えてみると、早速カジカジやってくれました。

大福ちゃん201603-1
面白いことに、木片を翼の下に隠して(挟んで)もう一回出す(落とす)という遊びが得意なようで、何度もやって見せてくれました。これだけ遊んでくれるのであれば、一人で遊んで、有り余るエネルギーも発散できるのではないかと思っています。

そして、個別相談が終了して・・・
大福ちゃん201603-4
「ほら、ケージに戻るよ」の様子。
個別相談に来た当初はケージから出たがらなかったのに、楽しくなったようで、今度はケージには戻りません、という感じで、飼い主さまの手はつかむけど、ステップアップする気はゼロの様子です。目線をそらしている辺りが、「ケージには戻らない!」という意思の強さを感じます。

飼い主さまご夫妻はタイハクオウムと暮らすのは初めての経験ですし、大福ちゃん自身も、自分の体や心に起こっている変化にとまどっているといった印象を受けました。
体中を撫で回さない、ベタベタしすぎて依存させないように、という接し方を続けていらっしゃったので、これらは継続していただきつつ、これからも適切な方法で、やっていいこと、やってはいけないこと、を教えていっていただくようにお願いいたしました。
個人的には非常に残念なのですが、この春から関西方面にお引越しをされるということです。
またいつか、大福ちゃんにも、飼い主さまご夫妻にもお会いできるように、楽しみにしておこうと思っています。
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