個別相談★イワウロコインコさん★咬み付き改善その②

最近、大きなセミナーと小さなセミナーの準備・実施に追われてしまい、すっかり個別相談のご紹介が滞っております。申し訳ありません。。。
個別相談もそうですが、「フォージングトーイで遊んでくれました!」のご報告もいただいておりますので、順次ご紹介できるようにしていきたいと思います。

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まずは、イベントのご案内から。
引き続き、5月3日(火・祝)開催の「バードシッターズ制度:意見交換会 with とりきち横丁さん」のお申し込みを受け付けております。4月3日(日)で受付が終了となりますので、関心のある方はこの機会にぜひお申込みいただけましたら幸いです。
お申込み多数の場合は、抽選となりますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
詳しいご案内は、コチラをご覧ください。
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個別相談を受けていただいてから、お日にちが経過してしまいましたが、イワウロコインコさんの咬み付き改善その②について、ご紹介させていただきます。
初回の内容については、コチラをご覧ください。

ご自宅でトレーニングに取り組んでいただき、1回目の個別相談から3週間後にお越しいただきました。

なっぱちゃん20160306-1

飼い主さまによると、「いい子になった!」、つまり被害に合っていたご主人のことを咬まなくなったとのことで適切にトレーニングが伝わっているご様子でした。

咬み付きは、1週間で変化が現れることが多く、最初の1~2週間で変化が現れない場合はトレーニングが適切にできていないという判断ができます。適切に伝わらないようなトレーニングを続けても意味がないので、咬み付き改善に関しては最初の取り組みがとても重要だと思っています。

なっぱちゃん20160306-2

コミュニケーションの一環として、くるりと回るターンの方法も、個別相談の1回目にお伝えしたところ、すっかりマスターしていて「こんなの簡単!」という感じでお披露目してくれました。

そして、初めて会った時はトレーナーに恐れおののいていたウロコインコさんでしたが、2回目のこの日は腕にのってくれました♪
なっぱちゃん20160306-4
「そういえば、立っていると怖がってしまうので座った方がいいかもしれません」と飼い主さまが気付いてくださったおかげで、その戦法で試した結果、ステップアップしてくれました。こういう観察力がとても大切で、よくぞ気付いてくださった!飼い主さんさすが!という感じです。

イワウロコインコさんの個別相談は、これにて終了となりましたが、後日、「飼い主さまの声」にて詳しい取り組み内容をご紹介させていただきます。

さらに後日談があります。上記、2回目の個別相談からおよそ2週間弱が経過した頃に、「飼い主さまの声」へのご協力についておうかがいをたてた際に、「最近、ステップアップも嫌がるようになってしまいました。。。」、そして、ご主人への威嚇や咬み付きも再発しているとのご報告をいただきました。
ウロコインコさんは、まだまだ圧倒的に咬んでいた・威嚇していた経験の方が長く、ようやく人と暮らすルールを教えてもらって定着をさせようとしている段階です。このことは、飼い主さまはすでにご理解されていて、「消去バースト」っぽくもあり、同居している鳥さんも影響しているのではないかと、きちんと観察をしていただいていることから、これまで通りの一貫したルールで接していただくようお願いしました。

さらにこの日から数日後にいただいたメールでは、「少しずつ戻ってきてくれました。」とご主人と仲良くやっている画像をお送りいただきました。

「消去バースト」については、以前もご紹介させていただきましたが、これを知っているのと知らないとでは大きな差が出てくると思いますので、改めて下記にお伝えさせていただきます。

「消去バースト」について:
ある行動(呼び鳴きや咬み付き、毛引き、自咬など)の出現率が減っていく過程で、ある時突然、対象となる行動の出現率がグンと上がることがあります。これは、学習者(鳥さん)に確実にトレーニングが伝わっているという証拠です。なぜこのようなことが起こるかというと、いわゆる一種のストレスが爆発(=バースト)した結果だと言われています。例えば、今までは許容されていたことが許容されなくなったり、これまでとは違うことに対するフラストレーションという感じです。この「消去バースト」を知っているのと知らないとでは大違いです。この時に、「また元に戻ってしまった!」と驚いてしまい、「何をやっても無駄なんだ。。。」とあきらめてしまい、トレーニングを断念してしまうと、また元の木阿弥状態になってしまいます。
このような「消去バースト」が現れた時は、これまで通り、一貫したルールで接していただけば、すぐにおさまって、この後は望ましい行動が定着してくれます。

しかし、本当に「消去バースト」なのか、あるいは単にトレーニングが適切でないのかの判断が難しい場合もあります。見分け方としては、
・一旦、改善に向かった後に、また元に戻ってしまった⇒「消去バースト」の可能性あり。
・一旦、改善に向かった後に、また元に戻ってしまった。この時に、元に戻った原因が思い当たる⇒「消去バースト」ではなく、「これが原因かな?」と思う部分を改善していく必要あり。
以上のような判断と取り組みで、本当に「消去バースト」かどうかの見分けがつくと思います。
何でもかんでも、「消去バースト」だと思って「この後に改善に向かうはず!」という“期待”はせずに、常に鳥さんやご自身の行動を観察してみる必要があります。

イワウロコインコさんの咬み付き改善の取り組みについては、後日、ホームページの「飼い主さまの声」にてご紹介をさせていただきます。
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