個別相談★自咬の2羽のオキナインコさんの様子★乾燥との関係性

度々、登場してくれています2羽のオキナインコさんの経過報告です。

ますは、女の子のオキナインコさんから。
トレーニングや様々な環境改善を経て、自咬から脱出して、今では楽しく暮らしてくれているようです。
ルビーちゃん20151117-1
ルビーちゃん20151117-2
ルビーちゃん20151117-3

何気ないこれら↑の様子も、以前は観られなかった様子です。
怖がり屋さんでしたが、いろいろなもので遊んでくれたり、すっかり個別相談室の環境にも慣れ、すんなり他のスタッフにもステップアップできるようになったのも、度胸がついてきてくれた証拠だと思っています。
最初の目標だった自咬改善はクリアできたので、次は毛引きの改善に取り組んでいけたらいいなと思っています。
ホームページにて、「飼い主さまの声」の中でこれまでの取り組みをご紹介していますので、もしよろしければ覗いていただけましたら幸いです。

そして、こちら↓は、目下、自咬改善に取り組み中のオキナインコさんです。
じじ君20151125
一時期、カラーをはずせたのですが、また自咬をしてしまたのでこの状態に。
それでも、こちらのオキナインコさんも以前とは比べ物にならいくらい、遊びのレパートリーが増えて、度胸もついてきたと飼い主さまも実感していらっしゃいます。

自咬を再発させてしまったのは、発情との因果関係もありそうだったのと、今は、獣医師の先生と飼い主さまの方でカラーをはずすタイミングを見計らっている状況です。
紆余曲折している様子はこちらのブログでご確認いただけます。

2羽のオキナインコさんの場合、飼い主さまに観察をしていただいた結果、「乾燥」との因果関係はあまりなさそうですが、毛引きや自咬の鳥さんの場合、「湿度」について一度見直してみることをお勧めしています。もしかしたら、これが原因の場合があるからです。
鳥さんの生息地域にもよりますが、鳥さんにとって適した湿度は50~60%だと言われていますが、個体によって異なるようです。
・湿度が低めの方を好む鳥さん
・湿度が高めの方を好む鳥さん
など、鳥さんによって異なります。
これまで、「温度」ははかっていても、「湿度」ははかったことがなかった方は、ぼんやりでもいいので、一年を通じて、毛引き・自咬が比較的多くなる月が夏場なのか、冬場なのかだけでも記憶にあるようでしたら、「湿度」に変化をつけて様子を観察してみてはいかがでしょうか。
「それほど思い当たらない・・・」の場合でも、試してみると、「意外にもこれだったのか!!」という場合もありますので、まずは実践してみることが大切だと感じています。結果的に違ったね、となったとしても、これはこれで「把握できた」ということになります。

「毛引き・自咬」の鳥さんの場合、一年を通じてのデータがあると、傾向が見えてくることがあります。
もしかしたら、1週間単位、あるいは一か月単位でも傾向が把握できる場合もあります。
乾燥とは関係ありませんが、観察記録をつけていただくことで分かったことが多々あります。過去には、「月曜」に羽根を抜く回数や枚数が多くなるというパターンもありました。これは何を意味しているかと言うと、前日の日曜に、飼い主さまが休日ということで、いつもよりも長めの放鳥時間を設けて、お仕事が始まる月曜になると、「なんで??昨日はもっとたくさん遊んでくれたじゃないかっ!!」という反動ではないかという仮説を立てました。試しに、日曜の放鳥時間をいつもよりも短くしてもらったら毛引きの回数と枚数がグッと減ったというパターンもありました。鳥さんには、「今日はお休みだから特別なんだよ」という事情は分かりませんからね。
観察記録には、鳥さんの「ご機嫌」を記入するだけではなく、
●「こういうことをしたら、こうなった」
●「気温と湿度」
●「お天気(台風なども)」
●「放鳥時間の長さ」
などを記録していくことをお勧めしています。

過去のご相談で、毛引きをしているコザクラインコさんは、なんと見事に一年前のほぼ同じ日に毛引きがひどくなるという傾向が分かったことがあります。この観察記録のおかげで、飼い主さまにとっては、「どうして!?」という得体の知れない不安ではなく、「この時期に一度ひどくなって、またおさまるよね」という風に落ち着いて対応できていらっしゃいます。もちろんこれには、特別変わった環境の変化がないということも観察された上での結論です。そして、また新たな取り組みを行いながら、毛引き改善に向けて取り組みを継続していただいていると思います。

「湿度」について、思い当たる方は、まずは試していただけましたら幸いです。
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