個別相談★オキナインコさん★もう一度自咬改善に挑戦!

時期同じくして、2羽のオキナインコさんが自咬改善に取り組んでいるというお話をブログで何度かご紹介してまいりましたが、女の子の方は、晴れて個別相談も病院も卒業となり、ホームページの「飼い主さまの声」でもご紹介させていただきました。

そして、もう一羽の男の子の方は、2014年11月末におよそ2年間付けていたカラーをとることができましたが、今年の7月に「またやっちゃいました~」と飼い主さまと病院帰りにショップに立ち寄ってくれたオキナインコさん↓
じじ君20150729
「ふっ。。。ボク、やっちゃいました。。。」

あちゃーっ!という感じはしましたが、反対におよそ8カ月、カラーをはずしても自咬を再発しなかったことの方がとてもいい傾向だと感じています。
この思いは、飼い主さまも同様のご様子で、決して落胆などしていないところが、これまでの取り組みの手応えを感じています。

トレーニングや生活環境の改善によって、
・すんなり自咬改善ができた女の子のオキナさん
・約8か月後に自咬を再発してしまった男の子のオキナさん
もちろん、生活環境も性格も異なりますし、同じ原因ではありませんが、この2羽の大きな違いは、
「自咬をやっていた期間の長さ」
だと考えています。

・女の子の方は、2014年7月~10月
・男の子の方は、実は2009年2月から病院を転々として、カラーを取ってもすぐに自咬を繰り返していました。個別相談を受ける2014年6月より以前は、生活環境を変えることなく、つまり根本的な解決策が見つかっていないままカラーをはずしていたので、同じことを繰り返していたとしてもとても納得がいきます。

毛引きや自咬の原因は様々ですし、特定することも困難な場合があります。そして、さらに困難にさせているのは、特定したからと言って、これらの行動は常同行動なので、一度癖になってしまうと、改善にはかなりの時間がかかります。

これまでは、カラーをはずしても自咬を始める期間が短かったのですが、トレーニングや生活環境の改善に取り組み、且つ自信をつけてもらうアプローチを行うことで、今回はカラーをはずして最長記録となったそうです。これからも、根気強く、もちろん楽しく取り組んでいきたいと思っています。

出会った当初は、オドオドしている様子があったオキナインコさんですが、飼い主さまも「度胸がついた!」とおっしゃっているので、方向性的には間違っていないかなと思っています。

こちらは、10月末にお越しいただいた時の様子↓
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ご覧の通り、実はカラーと言っても気休め程度で、自咬をやろうと思えば全然クチバシが届くはずです。それでもやらないということはカラーをはずしてもいい頃かも、などと思っています。カラーをはずすタイミングは担当の獣医師の先生の判断になるかと思います。ご家庭でも落ち着いた様子で過ごしているとのこと。

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今でこそ、すんなりトレーナーの手にもステップアップしてくれますが、以前は逃げ回っていました。

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そして、目を見張る進歩と言えるのは、初めて会った人にも自らステップアップできるようになりました!
臆病なオキナインコさんはいずこに。
これまでもスタッフに協力してもらい、ステップアップの練習をしてもらったことがありますが、以前は初めて会った時からステップアップができるようになるまで、4か月くらいかかりました。

さらに飼い主さま曰く「若いコが好きみたい」とのこと。
オレンジのTシャツを着ているスタッフは明らかに若いです。
このスタッフの腕から、トレーナーの腕においで~とステップアップしてもらおうとすると、慌てて逃げられてしまい、かなり落ち込むトレーナー。。。若いコじゃないですからね。。。

飼い主さまがつけてくださてちる観察記録から、7月に自咬を再発したのも、どうやら発情との因果関係がありそうなので、これまで自咬を繰り返してきた年月分とまではいかないかもしれませんが、そのくらいの期間をかけてでも、今までの常同行動から新たな望ましい行動に導いていけたらいいなと思っています。
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