個別相談★モモイロインコ★進捗がない場合はアプローチ法を変えてみる

10月10日にお越しいただいたモモイロインコさんのご紹介です。

こちらのモモイロインコさんは、特に問題行動で悩んでいるというわけではなく、飼い主さま(奥様)ご自身がバードトレーナーを目指したいとのご希望で、理論的なことをお伝えしつつ、一番の先生は鳥さん自身だということで、ご自宅の鳥さんを相手にいろいろと挑戦中です。

モモイロインコさんは元々、ご主人の方が大好きだったのですが、とうとう下剋上が!
奥様のご褒美トレーニングが実を結んだようです。

トレーニング当初は、
①ご褒美に対して無関心
②ナンバー1はご主人だったので、ナンバー2の奥様にも無関心
③反応が薄い、あるいはほぼゼロ

という状態だったのですが、

①ご褒美に対して無関心
 ⇒ご褒美への反応が良くなった

②ナンバー1はご主人だったので、ナンバー2の奥様にも無関心
 ⇒奥様の価値が上がった

③反応が薄い、あるいはほぼゼロ
 ⇒「おいで」の反応が格段にアップ!奥様の動向をモモイロインコさんがよく注視するようになった

というところまで持っていけました。

そして、この日お越しいただいた時には、「ステップアップ」の練習をしました。
手にステップアップすることはしてくれますが、気分と場所を選ぶというモモイロインコさん。ご自宅にもあるスタンド止まり木からはステップアップをやってくれないとのことでしたので、ここで練習をしてみることに。

大福ちゃん20151010-2
片足のって・・・

大福ちゃん20151010-1
両足のりました!ステップアップ成功です!
「うれしい~~~♪」と感動の飼い主さま。

アプローチ法を変えてもらったことが成功への鍵となりましたが、一番上の画像でどの点かお気付きでしょうか。
今までは、モモイロインコさんの正面に手を差し出していました。
これを、止まり木の延長線上に手を差し出してもらうことに変更。

鳥さんによっては、前方へステップアップできるコもいれば、サイドステップからの方がスムーズにいくコもいます。過去に出会ったヨウムさんでは、ヨウムさんの背面側に手を差し出さないとステップアップしない(できない?)コもいたりと様々です。

さらには、
●手首から先がキライ!コワイ!という鳥さんの場合は、腕部分を差し出すとすんなりのってくれる場合もあります。
●手のひらを差し出されるとイヤだけど、手の甲を差し出されればのってくれる鳥さんもいます。
●人差し指じゃないとステップアップしません!という鳥さんも。
●腕自体がイヤ!という鳥さんに対しては、長袖を着たり、タオルで隠すことですんなりいくこともあります。

その鳥さんに合わせて、アプローチを変えるだけで、ステップアップがすんなりいく場合もあります。

「鳥さんが人の手にのるのは当たり前でしょうか?」

いいえ、決してそうではないと思っています。

過去に、人や手に対して恐怖心が芽生えた経験がある鳥さんだと、本当に怖いものとなるでしょう。
それでも、少しずつ少しずつアプローチを続けることによって、ヨイショッと片足を手にのせてくれた時は、本当に感動ものです。人の手にステップアップしてくれるのは、人を信頼してくれている証拠だと思うと、手にステップアップすることが本当に尊く感じてしまいます。

もし人や手に対して恐怖心が根付いているのであれば、いろいろなアプローチを試みて、少しずつ取り除いてあげることで、信頼関係を取り戻すことができると感じています。
どうしても、手はイヤダ!という場合は、T字棒を使ってもいいと思います。

鳥さんは必ず手にのらなければならない!
ということは決してありません。でも、手にのってくれたら嬉しいなと思う方は、信頼関係を築くという意味で、ムリのない方法で試していただけたらと思います。

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