個別相談★アオメキバタンさん★有効なタイムアウトの取り方

そうこうしている内に、個別相談に9月にお越しいただいた鳥さんがおよそ1か月後の10月にお越しになるという現象、つまりブログの更新をおさぼりしている間にご紹介がますます追いつかなくなっております。。。

常連さんとなったオアメキバタンさんをご紹介させていただきます。

すっかり、「止まり木スタンドの上は楽しいぜっ♪」ということは分かっている様子ですので、次のステップとして、「自分で止まり木スタンドによじ登ってほしい」というのが飼い主さまの目標です。

「楽しいぜっ♪」の様子↓
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止まり木スタンドの上で、お気に入りのおもちゃとキッチンペーパーで遊ぶアオメキバタンさん。
9月の様子です。
幸運なことに、以前、一度アオメキバタンさんのトレーニングのお手伝いをしてくださったタイハクオウムさんの飼い主さまご夫妻が偶然ショップにお越しいただき、参加していただくことになりました。
たくさん褒めてもらえて、ご満悦の様子のアオメキバタンさん。

ろじゃ君20150920-1
さて、本題の「自分でスタンド止まり木に上る」ことができるようにアプローチ開始↑

スタンド止まり木の足元までは近づいて来てくれますが、よじ登るまではなかなかいきません。どうやら、「スタンド止まり木には、タオルで乗せてもらうもの!」という学習はばっちりできてしまっていることが原因のようです。
アオメキバタンさんは、過去に虐待を受けていた経緯から人が怖くなり、自分を守るための咬み付き癖がついていることから、タオルを使って移動させています。タオルにくるまれるのは好きなご様子。

・タオルでくるまれる
 ↓
・お気に入りの場所となっているスタンド止まり木に移動してもらえる
 ↓
・どうやったらスタンドの上に移動してくれるかな?こうかな?ああかな?
という方向に考えを巡らせているようです。

これはこれでいいかな~という感じですが、スタンド止まり木によじ登るのもいい運動の一環になるので、継続してみることに、ということでこのセッションは終了となりました。

そして、先日の10月25日にお越しになった時に、引き続き、「スタンド止まり木に自分でよじ登る」トレーニングに挑戦!

あれこれ考えて、スタンド止まり木を横に寝かした状態からスタートして、少しずつ斜めにしていくことで、「よじ登る」という行動を教えようとトライしましたが、まるでダメ。。。

「もうタオルでのせることにしましょう!」
と、スタンド止まり木にのってもらい、どういう流れからか、「おいで」をやってみましょうかということになり、2つのスタンド止まり木を並べて、「おいで」をやることに。

最初は、反応がなかなかなかったのですが、飼い主さまに「タイムアウト」の取り方を見直していただき続けてみると。。。
ろじゃ君20151025-1
のそのそ~
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こっち側ものそのそ~
と、「おいで」の合図で移動ができるようになりました!
止まり木がぐらついて、「うわっ!怖っ!」となっていましたが、これも克服。
後半になってくると、「合図」なしで、「じゃあ今度はそっちに行くんだよね♪」とまでになるほど積極的です。

なんてことないじゃん!とお思いでしょうか?
このアオメキバタンさんにとっては、本当に本当に大きな勇気ある一歩なのです!

今の飼い主さまの元で、ようやく人って怖くないんだ、信頼できるんだ!ということを理解してくれたアオメキバタンさん。これまでは、ビクビクしながら生きていたのが、全くの別世界となったのだと思います。
ご自宅でも「おいで」に挑戦されていましたが、「え?別に動く必要ないんじゃね?」みたいに、なかなか動いてくれなかったとのことで、「一体何が起こったのでしょう??」と驚かれていました。
キーワードは、タイムアウトの取り方を変えたことにあったようです。

【これまでの様子】

・「おいで!こっちこっち!」と、長い時間呼ぶ

【タイムアウトの見直し後】

・「おいで」と呼ぶ ⇒ 20秒くらい経っても来なければ一度タイムアウト(5秒~10秒)で飼い主さまはそっぽを向く

という方法です。

この方法が効果的だったようです。

「じゃあ、ターンもやってみる?」と挑戦してみることに。
ろじゃ君20151025-3
はい!できました!

ご自宅で挑戦された時は、首だけ回して、「届かなかったら別にいいや」、とあきらめていましたが、クルリッと何度も成功!
①180度、体を回転できたらご褒美
②360度、体を回転できたらご褒美
③ご褒美を見せずに指の合図でできたらご褒美
という段階を経て、短時間で足の運びもスムーズにできるようになりました。

そういえば、個別相談時に「おいで」や「ターン」は試したことがなかったので、もっと早くやってればよかったなと思っています。

芸を教えるということが目的ではありませんが、このコミュニケーションを通じて、「できた!」という自信につながってくれたらもっともっと人を好きになってくれるのではないかなと思っています。

さて、ご自宅でもできるといいですね~という感じで、セッション終了となりました。

・うちのコ、集中力がないからトレーニングは無理!

と思っている飼い主さま、アプローチ法を変えてみることによって、鳥さんの行動も変えられます。
現在の接し方を見直して、あきらめずに継続していくことをお勧めいたします。

ショップのFacebookページで「おいで」や「ターン」のアオメキバタンさんの頑張りを動画でご覧いただけることができます。もしよろしければぜひ!
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