個別相談★ヨウムさん&コイネズミヨウムさん★つくづくあきらめなくてよかった!

ショップがある横浜方面では日中は気温が上がって、夜間は冷え込みが少しずつ少しずつ感じ取れるようになってきました。鳥さんは、気温の“変化”、つまり温度差に対して、体調を崩してしまうこともありますので、十分に気を付けてあげていただけたらと思います。

ショップの方では、新たに2名のスタッフが加わりました。
これからますます必要になってくる「保温」について、ヒヨコ電球を使ったりパネルタイプのヒーターを使ったり、一緒に試してみて、お勉強中です。また後日、新たに加わったスタッフをご紹介させていただきます。
保温実験20150920
20W、40W、60W、100Wと、保温電球にもいろいろなワット数がありますが、体調を崩してしまった鳥さんに対して、よく病院側で32℃で保温してあげてください(※保温に必要な温度は個体によって異なります)、とアドバイスを受けた場合、これから寒くなるということも考えると、100Wをお勧めしています。60W以下だと、なかなか30℃以上まで温度を上げることが難しいようです。

なお、上記画像では、ケージの中に保温電球を入れていますが、実際にご利用になる時は、ケージの中ではなく、外に設置をしていただくことをお勧めします。ケージの中に設置してしまい、保温電球の上に鳥さんが乗ってしまったり、保温電球によりかかって、火傷をしてしまったという事例は少なくありません。

保温電球は外に
なので、こんな風↑にケージ、またはプラケの外に設置すると安全です。
ちなみに、ブックスタンドを利用してブックスタンドに保温電球をかけてあります。

さて、話は変わりまして、継続して開催中のヨウムさんとコイネズミヨウムさんが集う灰色会の様子をご紹介させていただきます。
何度もブログに登場してくれているので、「もう知ってるよ」という方もいらっしゃるかと思いますが、この2羽のご相談内容を改めてお伝えさせていただきます。

★ヨウムさん
・手に対する恐怖心の克服⇒継続して実践中、コツさえ押さえれば手にのってくれるようになりました。
・咬み付き改善⇒ずいぶん激減して、「イヤ」の表現は咬むことで伝えるのではなく、顔をそらす、体をそらすことで伝えてくれるようになりました。

★コイネズミヨウムさん
翼の下の自咬改善⇒継続して実践中。傷の具合はひどくはなっていませんが、あともう一息、といった感じですが、この「もう一息」をどうしたら乗り越えられるか思案中。一時期、だいぶ傷跡も小さく、薄くなってきたのですが、先日の地震で少しやっちゃったようです。大きな傷にはなっていないようなので、ほっとしています。

この2羽の鳥さんに接する度に、「あきらめなくてよかったな~」と何度も痛感させられてきました。
特に、ヨウムさんの方は臆病な性格なので、もし飼い主さまが・・・
・この子は怖がり屋さんなので、なるべくそっとしておこう。
・咬むのも仕方ないから、あきらめよう。
などという考えで、鳥さんが持つ可能性を断ってしまっていたら、現在のヨウムさんはいなかったと思います。

定期的に、個別相談にお越しになり、ムリのない範囲でいろいろな刺激を受けることによって
・激しく咬まなくなった
・T字棒の止まり木にのって移動できるようになった
・他の人にも頭をカキカキさせてくれるようになった
という成果が現れています。

そして、この日も、きっかけはひょんなことから起こりました。
スタンド止まり木に止まっていたヨウムさんですが、足をすべらせて床に落ちてしまいました。
大丈夫かな?と思いましたが、その場にいた飼い主さまたちと、少し様子を観てみようということになり、どういう行動をとるか見守ることに。すると、長机の方へ歩いていき・・・
灰色会201509-3
えっちらおっちらと、「ここに足をかけて・・・いやっ!ダメだっ!じゃあこうして・・・」といろいろと思考している様子を見せながら登り始めて、長机の隙間に到達!

灰色会201509-4
そして、隙間から覗いてこの↑表情。
とても楽しそうにしていて、飼い主さまからたくさんカキカキしてもらっていました。
なんてことはない行動かもしれませんが、スタンド止まり木から落ちた後もパニックにならずに、このヨウムさんがこういうことができたということが驚きでした。
この後にも大きな大きな変化があったのですが、続きは次回にお伝えさせていただきます。

そして、もう一羽の参加者のコイネズミヨウムさん。
灰色会201509-1
「すごい!すごい!できたね!」と、色めき立つ人々を観察する、いつもクールなコイネズさん。
灰色会201509-2
でも、この日は、こんなことにもチャレンジしました・・・と言うよりも、させられました。

今はできないかもしれないけれど、少しずつのアプローチで鳥さんはいろいろなことを克服しつつ、自信につなげていっているのではないかなと感じています。
「どうせ、うちのコは●●だし」
と、鳥さんの可能性や機会を人側が断ってしまっていては、そこからの前進はありえないでしょう。そして、「いつか時間が解決してくれる」と、何のアプローチをしないままでいても、同じことだと感じています。
適切なアプローチで、無理のないステップを踏んでいくことで、「できた!」の瞬間は訪れるのだということを、鳥さんから教えてもらっています。あきらめてはいけない、ということが大切なのですね。
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