個別相談★セキセイインコさん★頼りになるのは飼い主さまだけ

6月2日に、2羽のセキセインコさんがお越しになりました。

まず1羽目のセキセイさんは、昨年12月末から自咬改善のため継続して取り組み中のセキセイインコさんです。
福ちゃん20150602

こんな↑感じで、自咬をしないようにテープでカラーが巻かれてますが、ここ最近の変化はこのカラーの高さが1mmずつ低くなっていっています。最初は、高さが2cmあったのですが、今の段階ではおよそ1.5cmに。
ご自宅では、遊びの工夫や食餌の改善にも取り組んでいただき、以前のように癇癪を起してテープを咬んでしまうという様子もなくなったそうです。

何よりも、セキセイインコさんの表情が明るくなりました。
飼い主さまも、「最近は安心して観ていられる」とおっしゃるくらい、いい方向に向かっているので、これからも少しずつ少しずつ、続けていけたらと思っています。

そして、もう一羽のセキセイインコさんは、この日が初回となる、2才9か月の女の子。
ご相談内容は、発情抑制です。
チュウチュウちゃん20150602-2
頭のてっぺんが黒いのはご愛嬌。
本当にかわいくて、本当に賢い鳥さんです。

発情を抑えるため、2013年9月から3週から5週ごとに1度、発情を抑制するための注射を打ってもらっていたそうです。しかしながら、注射の効果も徐々に効かなくなってきて、どうしたものかと思っていたところに、4月に開催した「鳥さんヒントセミナー:セキセイインコ編」にご参加いただき、今回個別相談を受けることをお決めになったそうです。

セミナーで得たヒントを元に、そして、いろいろなフォージング系の本を参考にして、いわゆる頭を使ってもらうということを実践してくださっていて、そのことがセキセイインコさんにとっていい刺激となり、今年の4月6日に発情抑制の注射を最後に、発情することなく6月まで過ごせているとおっしゃっていました。
飼い主様は本当に熱心な方で、今回の個別相談の時にはトレーナーの手助けはいらないんじゃないかというくらい、たくさんのアイディアを考えて実践されています。

ほんの一部をご紹介させていただきます。
飼い主様手作りのおもちゃで、フタを開けないと中身がゲットできないようになっています。
チュウチュウちゃん20150602-1
チュウチュウちゃん20150602-4
チュウチュウちゃん20150602-3
フタを開け閉めする行為自体が楽しいご様子で、パッタンパッタン忙しくお仕事中↑

発情の要件は、
●豊富な食餌
●日照時間が長い
●発情対象がいる
●一年中温暖な気温(気温の変化がない)
●外敵がいない
●ストレスフリー
という環境下にいると、発情のスイッチが入ってしまいます。
まさに、人と暮らす鳥さんは、このような環境にいることが多いのではないでしょうか。つまり、発情してしまうのは不思議ではありません。
上記の要件の中のいずれかを変えていくことで、発情のスイッチがオフになるので、今回のセキセイインコさんの場合、接し方やおもちゃの工夫、そしてフォージングを取り入れることによって、
「ストレスフリー」の環境から、「いいストレス」を与えられるようになり、知的好奇心を刺激することにより、「発情」にしか考えが向かっていなかったことが、「次はどうやって遊ぼう?あれはどうやったら食べられるのかな?」という風に、「思考させる」ことができるようになります。

最近、発情に関するご相談が増えてきました。
まだまだやれていないことがあるのであれば、試してみる価値はあります。同じようなお悩みをお持ちの方のためにも、こちらのブログにて取り組みをご紹介させていただきたいと思いますので、ヒントにしていただけましたら幸いです。
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