無着色ペレットについて考えてみました

色付きペレットのメリットと気を付けていただきたいことについて、以前ご紹介させていただきましたが、それじゃあ無着色ペレットについても教えてください、との声をいただきましたのでご紹介させていただきます。

そもそも、ペレットとは鳥さんに必要な栄養素を供給できると言われている総合栄養食ですが、どのペレットを選ぶかは、色付きか、無着色か、保存料の有無などの基準もあるかと思いますが、鳥さんの好みが大きく影響してくるかと思います。
鳥さんの好みとは、色や形、大きさに加えて、水に浸して食べるのが好きな鳥さんやそうでない鳥さんなど様々です。
そして、どれが鳥さんにとって最適なペレットかを最終的に判断するのは、飼い主さん自身になりますので、その時のポイントは①長い目で見て②総合的に判断する、ということが大切だと思っていますので、以下をご参考にしていただけましたら幸いです。

また、お店にて店員さんに相談をする場合もあるかと思いますが、鳥さんのことやペレットのことをあまり知らない店員さんも中にはいらっしゃるという事実も否めません。個人的な意見ではありますが、「この店員さんよく知ってるな、ちゃんと考えてくれてるな」と感じる判断材料として、1つの質問に対してその倍以上の質問(答えを出す前に)が返ってくるかどうかという点かなと感じています。
例えば、「セキセイインコさんのペレットを探しているんですけど、どれがいいですか?」の質問に対して、質問返しが
・セキセイさんはすでにペレット食ですか?(この回答次第でもさらに質問は変わってきます)
・好きな食べ物は何ですか?(どんなサイズのものを好むか、触感は堅いのが好きか、柔らかいのがすきか、などを探り出すため。)
・大好きな色はありますか?(ペレットに初挑戦の鳥さんであれば、もし大好きな色があるならその色から攻めていく)
・新しい物(食べ物やおもちゃ)に対して抵抗はありませんか?(抵抗がなければ短期間でいろいろ試してもらえますが、抵抗があるようでしたら時間をかけて1つの種類をじっくり試してもらう)
など、飼い主さんの回答次第でその質問はさらに広がっていきます。さらには、販売して終わりではなく、ペレットの与え方や切り替え方などもアドバイスしてくれる店員さんであればかなり高得点です。
これらの回答から導き出して、ではこのペレットなんていかがでしょうか?とやっとご提案ができるくらいですが、ご提案はできても、それを実際に鳥さんが気に入ってくれるかどうかは試してみないとわからないところがあるのは事実です。それでも、適当に選んだものよりはかなり成功率は高いと思っています。

そしてようやく登場する無着色ペレットのいいところとそうでないところとは、、、

≪メリット≫
・着色料が含まれていない。
 (着色ペレットでも、鳥さんの身体に害がないもので色付けしてありますのでご安心ください)
・ウンチの色が判断しやすい。

≪鳥さん視点からみてデメリット≫
・毎日食べていると、バラエティーにかける。
こんなデメリットでも、週に何回かは皮付餌を少し混ぜてあげたり、時々おやつを混ぜたり、ペレットの粒の大きさを変えたり、触感が異なるものを混ぜてあげたりすることで解消できます。

ここでは、Birds’ Grooming Shop(バーズグルーミングショップ)で取り扱っているペレットの内、2本柱となっているハリソンバードフードとラウディブッシュのペレットについて特徴などをお伝えさせていただきます。
長い目で見た時に総合的に判断していただく材料にしていただけましたら幸いです。

●総合栄養食という点ではどのペレットも横並びかもしれません。

【ハリソンバードフード】
●100%オーガニック原料、農薬、保存料、人工着色料など一切使っていないことを重視するのであれば、ハリソンをお勧めします。
●一年を通じて使える常用食に加えて、エネルギーを使う換羽の時期にはハイポテンシーに変えるなど、鳥さんの体調に合わせて選ぶことができます。
●ハリソンは、とにかく世界中の獣医師から信用が厚い製品です。信用を勝ち得ているだけの実績があるということですね。
●水に浸すとすぐにふやけやすいので、柔らかい触感が好きな鳥さんには好評ですが、固めが好きな鳥さんには物足りないかもしれません。また、水分を多く摂取しすぎるのもいいとは言えませんので、ペレットを水に浸す習慣がある鳥さんにとってはハリソンバードフードは不向きかもしれません。
●ヨウムさんたちに大人気なのが「パワートリーツ」。常食としてではなく、おやつやご褒美として与えてみてはいかがでしょうか。

【ラウディブッシュ】
●ラウディブッシュは水に浸けてもすぐにふやけにくいので、いい感じでふやけているペレットを好む鳥さんにはイマイチかもしれません。反対に、ペレットを水に浸けて食べることによって、水分を摂りすぎる鳥さんの場合は、水分摂取を抑えてあげられるかもしれません。(体調によって、水をたくさん欲している場合もあるので、飲み過ぎてるかな?と思われたらまずは病院へお願いいたします。)
その他のラウディブッシュのいいところを3つ。
●まず一つ目はペレットのサイズが6種類と豊富ですので、サイズを時々混ぜたり変えたりすることで、毎日の食餌がバラエティー豊かになってくれることもあります。(ペレットのサイズが変わっただけで、なんじゃこりゃ!と警戒されるかもしれませんが、少しずつ慣れていってもらえるように、いろいろな物が食べられる鳥さんになってくれたらいいなと思っています。)
●二つ目は、グラム数の小さな小袋から、たくさん使用される方向けの大袋まで、内容量が3パターンもあるので、使用量にあったサイズが選べます。開封後、早めに使い切りたい夏場など、とても助かります。
●そして三つ目は、現在の日本では、鳥さんが肝臓や腎臓などを悪くした時のための処方食はラウディブッシュ製品しかないので、いざという時のために、普段からラウディブッシュ製品に慣れてもらうというのも一つの選択肢かなと思います。

他にもまだまだありますが、以上ご参考にしていただけましたら幸いです。

最後に、大切なのは1種類のメーカーばかりを選ばないということです。
もしかしたら、突然、今まで食べていたペレットが製造中止になるなんてことはざらにあることです。1種類のペレットしか、それも長年それしか食べていなかった鳥さんにとっては(飼い主さんにとっても)、一大事です。突然、他のものに切り替えようとしてもすぐには切り替わらないかもしれません。
何度も登場していますが、「長い目でみた時に」を常に念頭に置いていただきながら、鳥さんにとって何が最良かを選んでいただけましたら幸いです。もしかしたら、楽しいことばかりではないかもしれません。それでも、いざという時は予期していない時にやってくるものなので、健康で元気な時だからこそできることを考えていただけましたら幸いです。

ボクたちはこれ好きあれ好き!っていうけれど、よろしくね!
飼い主よ、よろしくね

ペレット食の鳥さんにたまのご褒美は格別となるようです。
「好きな物を食べさせてあげたい。。。」とおっしゃる方は、主食はペレットで大好きな物はおやつやご褒美として、鳥さんに与えていただくと、このご褒美の価値はグンと上がりますし、飼い主さんの価値もグンと上がりますよ。
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