個別相談★オカメインコさん★呼び鳴き改善

セミナー準備にかまけて、すっかりおさぼりしており申し訳ありません。

気が付けばもう5月、そしてゴールデンウィークも終わってしまいましたが、4月11日にお越しいただいたオカメインコさんのご紹介です。

ぽぽちゃん20150411-1
お気に入りのカメさんの人形を足で踏んでいる様子↑

ご相談内容は、呼び鳴きの改善でした。

まずはじっくりと飼い主さまからヒアリングを行い、呼び鳴きではあるようですが、
1)人が見えなくなると鳴く
2)おもちゃでも遊ぶけど、飽きると鳴く
という流れで呼び鳴きがスタートして、なかなか鳴き止まないとのことでしたので、意外とスムーズに改善できるかもという予感がしました。

1)人が見えなくなると鳴く
⇒鳴き止むまでとにかく無視、そして部屋にも入らない、ということをこれまで頑張っていらっしゃったようですが、これでは全く改善できなかったそうです。そもそもの鳥さんの習性をお伝えして、コンタクトコールを使って、姿が見えなくてもちゃんといるよ、安心してね、という方法をご提案しました。
そもそもの鳥さんの習性とは、群れで暮らしていて、コミュニケーション法は鳴き声です。
そして、姿が見えなくなった飼い主さまに対して、密かに物音はするという状況は、「え!?飼い主だよね?その音は飼い主だよね??」と不安になってしまい、余計大きな声で鳴いてしまうでしょう。オカメインコさんの視界に入るところで、コンタクトコールの練習を行ってもらって、姿が見えなくなっても、このコンタクトコールで「いるからね~、安心してね~」と伝えてあげるだけで、鬼気迫る声で鳴かなくなるはずです。
コンタクトコールを教える時は、最初は口笛や人の言葉が話せればその言葉を利用して、許容できる範囲のボリュームで返してくれたらリアクションを大きくして褒めてあげて、許容できない範囲のボリュームで鳴いている時は、無視するのではなく、こういう声で鳴いてね、と言う風に口笛を静かに吹き続けてもらうという方法です。

実際に、初回のご相談となるこの日に、相談室にオカメインコさんを残して飼い主さまとトレーナーは姿を隠して、この方法を実践してみました。すると、ほんの数回でもオカメインコさんは大きな声で呼び鳴きをしなくなりました。飼い主さまは、「えっ!どうして?どうして?いつもはもっと鳴くのにぃ~」という感じで信じられないといったご様子でした。鳥さんは、適切な方法で教えてあげればきちんと学習できるんですよ、逆を言えば、教えてもらっていないことはできません、ということをお伝えすると、それにしてもすごすぎる。。。と、オカメインコさんの学習能力の高さにびっくりされていらっしゃいました。

2)おもちゃでも遊ぶけど、飽きると鳴く
⇒おもちゃを齧ってよく遊ぶということでしたので、いろいろなおもちゃの工夫をご提案しました。おもちゃで遊んでいる時は、人の姿が見えなくなっても鳴かないというのであれば、これを使わない手はありません。
おもちゃと言っても、鳥さん用のおもちゃをわざわざ購入する必要はありません。新聞紙や箱、紙コップを使ったり、粟穂を吊るす位置や粟穂ホルダーを活用するだけでも難易度が上がります。

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再び、カメさんの人形を足でぎゅっとしているところがあまりにもかわいかったので、もう一枚↑

以上の2点をご提案させていただき、ご自宅で実践していただきました。

そして、およそ2週間後の4月26日に2回目となるご来訪です。

まるで別鳥です。。。と飼い主さまがおっしゃるくらい、以前のように激しく鳴き続けるという行動は激減したとのご報告を受けました。もちろん、ゼロにはできませんが、以前のようにずっと鳴き続けるという行動がなくなっただけでもありがたいということでしたので、適切にきちんと伝わっている証拠です。

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心なしか、1回目に会った時もお顔が穏やかに見えます。
飼い主さま手作りのおもちゃでもよく遊んでくれているようで、充実感が感じられます。

2回目のご相談となるこの日、実践してみて新たなご質問が湧いたとのことで、「すでにおもちゃに飽きてきたかもしれません。。。」ということでした。おもちゃに飽きると、また以前のように鳴き続けるかもしれません。しかし、おもちゃを飽きさせない工夫で、このことは回避できます。よくよく聞いてみると、大好きだからと言って、そのおもちゃをずーーーっとケージの中に入れっぱなしにしているとのことでしたので、大好きなおもちゃは敢えて取り外す日を作ってみることによって、飽きさせませんし、次にまたそのおもちゃが現れた時の喜びは倍増することでしょう。

おもちゃもそうですが、食べ物に関しても、喜んで食べるから、大好きだからと言って、ずっと与え続けると、やがて飽きがきます。そうならないためにも、1日置きや2日に一回現れるもの、あるいはご褒美としての役割にしてもいいかもしれません。
1週間のローテーションが組めるくらいの、鳥さんが大好きなお気に入りのおもちゃを見つけていくことが今後の課題となります。

皆様も、ぜひ鳥さんが大好きなおもちゃを見つけて、飽きさせない工夫、つまり鳥さんとの知恵比べに挑戦していただけたらと思います。
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