最近の鳥さんイライラしていませんか?

ここ最近、個別相談を受けていらっしゃらない方からも多いご相談内容があります。

そ・れ・は・・・
●急に咬み付くようになった。
●以前まではすぐに手にのってくれたのに、嫌がるようになった。
●鳴き声がすさまじくなった。
●頭カキカキを嫌がるようになった。
というご相談内容です。
小型の鳥さんから大型の鳥さんまで、このようなご相談が増えているのは、ずばり!「季節(時期)」が関係していると考えられます。

本来であれば、個別相談の時は「時期的なもの」と判断する前に、鳥さんの成長ステージや、生活環境などなどを時間をかけて細かくヒアリングをさせていただきますが、飼い主さまとの短い会話の中で、
●思い当たることがない。(時々、人側が知らず知らずに取っている行動が原因の場合もあります)
●環境、生活スタイルに変化はない。
●「急に」
●「ここ数日」、または「ここ1~2週間」
ということであれば、とりあえずはこの時期特有の変化であると推測しています。
上記以外に、
●去年も同じ時期に同じような感じだったか
という情報も大切になってきますが、鳥さん用の記録をとっていない限り、「よく覚えていない」という回答がほとんどになります。

この時期特有というのは、「発情」が関係していると思われます。
寒い時期から、気温が上がって暖かくなる時期に「発情」しやすいと言われていますので、この時期を上手にやり過ごすことが必要です。「上手にやり過ごす」とは・・・
1)オスもメスも、発情を継続させないようにする:
⇒発情の対象物があれば、それを取り除いたり隠す。発情する条件の中で、「豊富な食べ物」や「敵などがいない快適な環境」という条件もかかわってきますので、ケージの置き場所を変えてみたり、鳥さんにとって見慣れないもの(例えば、ぬいぐるみや柄物のクッションなど)を出現させて、「むむっ!?あれは何??」という風に関心をそちらに向ける。
2)発情からくる攻撃的な行動を学習させて、定着させない:
⇒手を出して、カッ!と攻撃的な行動を見せたら「じゃあまたあとでね」と手を引いて、タイムアウト(5~10秒)をとり、再度挑戦。それでも、攻撃的な行動を見せるようであれば、タイムアウトの時間を長くする。攻撃的な行動を見せず、手にのってくれた時はご褒美。
3)大きな声で、継続して鳴くようになったら、「呼び鳴き」に発展させない:
⇒鳴いている時に、「うるさいよ!静かに!」と声を掛けることも、鳥さんから見れば、「反応が返ってきた♪」と思ってしまいます。呼び鳴きに発展させないようにするには:
●望ましいボリュームで鳴いている時 
⇒ 鳥さんのそばに近づかなくてもいいので、「○○ちゃん、なぁ~に?」や、同じ感じの口笛で返事をしてあげるなど、反応を返してあげる。
●望ましくないボリュームで鳴いている時 
⇒ 視線を合わせない、声を掛けない、近づかない、ということをしていただきつつ、鳥さんが望ましくない声で鳴いている時に、こういうボリューム・声で鳴いてほしいな、という口笛を飼い主さまが吹いてみる。これに鳥さんが合わせてくれたら、たくさんの注目を向けてあげる。

以上のような対応で、この時期を乗り切っていただけたらと思います。

冒頭でお伝えさせていただきましたように、「急に咬むようになった!」という行動は、発情からくるものではなく、もしかしたら、学習行動からくる場合も十分に考えられます。
発情が関係しているのであれば、この3月~4月くらいでおさまると思いますので、問題行動に発展させないように上手に付き合いながら、様子を観察していただけたらと思います。

3月4日にお越しいただいたモモイロインコさん↓
百太郎ちゃん20150304
「ボクの場合は時期的な発情が関係しているというよりも、心の成長の時期なんだよ。そこんとこ分かってね!」
最近、飼い主さまとの付き合い方の折り合いがついてきてくれたようです。3月15日にもお越しいただいたので、詳しいお話はまた後日させていただきます。
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