個別相談★セキセイインコさん/自咬改善★表情の変化

昨年末から個別相談にて、自咬改善に向けて取り組み中のセキセイインコさん。

これまでの様子↓
2015年1月10日
2015年1月24日
2015年2月7日

2月21日にお越しいただいた時の様子をお伝えさせていただきます。

前回の2月7日のご相談の際に、本当は気持ちいいと言っている鳴き声だったのに、悲鳴をあげていると勘違いをしていたことに気付くことができました。今回、飼い主さまから見せていただいた観察記録では、「悲鳴を上げている」という言葉はなくなっていて、つまり癇癪を起こすことなく過ごせていたと言えます。一安心です。

セキセイインコさんの自咬の原因は、おそらく人の気を引こうという理由よりも、どうやら精神的な不安などがからんでいることの方が大きいかなと思っていたので・・・
1)何か落ち着かないものの存在があれば取り除いていく
2)落ち着けるような環境作りを整えていく
以上を目標にいろいろと探ってまいりました。
この他にもおもちゃで遊んでもらう方法なども同時進行で実践中ですが、1)と2)をクリアできたら、一つ大きな前進になるかな、なってくれるといいなと思っていました。

セキセイインコさんのケージの位置は、壁に接している面が1面だけなので、寄り添える場所といいますか、四六時中、どこからでも観られている状況というよりも、少し隠れられる場所があるといいなと思い、ケージの片面(右か左か)にハンカチなどを垂らしていただくようご提案をさせていただきました。

すると、ご相談の日から2日後、飼い主さまより「なかなか効果的で、側で寝ている」というご連絡をいただきました。

福ちゃん20150209
こんな感じ↑で、側で寝てくれていますね。(上記画像で側面に垂らして(ひっかけて)くださっているのは紙とのことです。)
側で寝ているということは、落ち着いているのだと思います。2/7~21の期間は、ケージのどの位置にハンカチや紙をかけると効果的かを探ってもらう期間だったので、2/21からの2週間は、ケージの右か左かの側面に固定でかけてもらいながら、さらに様子を観察していただくことになりました。

2月21日にお越しいただいた時の様子↓
福ちゃん20150221
おもちゃも、少しずつ挑戦中とのこと。
放鳥中に、以前と比べるとだいぶコミュニケーションがとれるようになってきたそうです。

自咬改善の取り組みを始めて、相談室にいらっしゃる度に感じているのは、セキセイインコさんの表情が明るくなってきているということです。飼い主さま自身も、ご自宅での行動などからそのように感じていらっしゃるようです。
こちらのセキセイインコさんに限らず、ご相談にお越しいただいた当初は、飼い主さまだけでなく、鳥さんも不安そうな顔をしていると感じことが少なくないのですが、トレーニングを進めていくに連れ、飼い主さまも鳥さんも明るくなっていくのを実感することがよくあります。やはり、お互いが楽しくないとですね!

自咬や毛引きは、一旦癖になってしまうと改善に至るまでは本当に時間がかかりますし、改善にまで至らない場合もあるのは事実です。それでも、少しでも鳥さんに、自分の羽根をむしったり、自分の皮膚を傷つけたりするよりも、もっと楽しいことがあるよ、ということを教えてあげられたらいいなと思いながら取り組んでいます。

セキセイインコさんも少しずつ少しずつ、方向性としては間違っていないので、改善に向かっていけたらいいなと思っています。
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