個別相談★ヨダレカケズグロインコさん★トレーニングへの積極性

5年ぶりにケージの外に出してもらえるようになったヨダレカケズグロインコさんのさらなる続編です。
12月7日にお越しいただきました。

空ちゃん1207-3
とにかく動きが速いので、どうしてもブレてしまいます。。。これでも↑いい方です。。。
ご自宅でも短時間ではありますがケージからも出してもらえるようになって、そしておもちゃでもよく遊んでくれるようになって、胸のあたりの毛引きが会うたびに改善されていきます。
毛引きや自咬は、常同行動だと言われているので、ちょっとした時にどうしても自分の羽根をいじってしまってはいますが、それでも以前に比べると見違えるほどフッサフサになっています。

前回までの内容は、ステップアップしてもらおうと腕を出したら咬まれてしまい、自信を失いかけていた飼い主さんでしたが、前回(11月19日)のトレーニングで、腕は咬んじゃいけないんですよ、という方法を練習し、ご自宅でも実践していただきました。

そして、12月7日にお越しいただいた時にご報告を受けた内容は、
●今まで、飛んできたら、頭にしかとまらなかったのに、きちんと教えたら頭にとまらなくなった。
●今まで、肩にのぼってしまっていたが、肩にのぼらなくなった。
●腕にもスムーズにのってくれるようになった。
という、トレーニングが適切に伝えられている成果が現れていました。

ケージの上にいる時に、「おいで」と呼びます。
空ちゃん1207-2

すると、きちんと腕に飛んできてくれます。
空ちゃん1207-1
これまでは、腕にのってもすぐに肩の方によじ登っていましたが、それもやらなくなりました。
トレーニングの方法は・・・
●飛んできて頭にとまったらすぐにケージの上におろす。
●肩にいる時に、腕の辺りでご褒美を見せて、肩から降りてくるように促す。
●腕に降りてきたら、そこでご褒美をあげる。
という内容を繰り返していただきました。

「肩から腕に降りてくるように促す」というのも、鳥さんによっては段階を踏む必要がある場合もあります。
たとえば、まずは首を少し伸ばせばご褒美に届く位置にご褒美を差し出す ⇒ 首をうんと伸ばさなければいけない位置にご褒美を差し出す ⇒ 足を一歩動かさなければご褒美に届かない位置にご褒美を差し出す ⇒ 足を二歩動かさなければご褒美に届かない位置にご褒美を差し出す・・・
という感じで、少しずつのステップを踏んでいく必要がある鳥さんもいます。いきなり、難易度、つまり鳥さんがいる肩の位置から遠くにご褒美を差し出しても、「そこまで行かなきゃいけないならいりません」とあきらめてしまう鳥さんもいます。なので、鳥さんの様子を観察しながら、少しずつのステップを踏んであげることが大切です。

そしてこの日は、ターゲッティングのスティックで指した方向に飛んで行く練習をしてみました。
空ちゃん1207-4
ケージカバーがかけてある椅子を指し示すと、空ちゃんは短時間で学習してくれて、ちゃんと飛んで行ってくれるように。本当に反応がいい鳥さんです。

空ちゃんは、いわゆるトレーニングに協力的であり、積極的な鳥さんです。
鳥さんの中には、そうではない鳥さんもいますので、気乗りしない場合は無理にやってもらおうとせずに、「じゃあまたあとでね」と、すぐに引いてあげることが大切です。
トレーニングへの積極性を引き出すためには、ご褒美の価値や環境の見直しなどの要素も含まれますが、大切なのは「やってくれないからあきらめてしまう」ということがないように、継続していくことだと感じています。鳥さんにも個性があるのでそれぞれの個性に合った接し方やトレーニング法を探り当てていただけたらいいなと思っています。
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