個別相談★オキナインコさんたちの挑戦!★自咬の矯正

2羽のオキナインコさんのチャレンジングな様子をお伝えさせていただきます。

どちらも、何度かブログにご登場いただいているオキナインコさん。
年齢は3才と6才で性別も異なりますが、目標は「自咬の矯正」です。偶然にも、自咬をしている部位が右足太ももと共通点があります。
自咬をしている部位に加えて、この2羽に共通していることは、「臆病な性格」という点です。
オキナインコさんは体が小さい割にはエネルギーに満ち溢れていて、そのエネルギーを十分に発散させてあげる必要がある鳥さんだと感じています。一見、大胆に見えますが、実は初めて見るものには臆病だったりするので、怖がるからおもちゃをケージに入れてあげられていない状況も共通する点でした。

まずは少しずつ、おもちゃで遊ぶことから慣れてもらい、ついにエリザベスカラーを外す日がきました!

3才の女の子のオキナインコさんは、一足先に10月7日にエリザベスカラーをはずして、飼い主さまの言葉をお借りすると、おもちゃでもよく遊んでくれて、「自由を謳歌」してくれているそうです。
画像は12月2日にお越しいただいた時の様子↓
ルビーちゃん1202-1
換羽中でツンツンしています。
ルビーちゃん1202-2
トレーナーの手にもスイッとのってくれるようになって、少しずつ度胸がついてきてくれているのではないかなと感じています。この目で見つめられると、もうたまりませんっ。
ルビーちゃん1202-3
10月7日にエリザベスカラーを取って、2か月が経とうとしています。12月2日にお越しの際は、少し右足太ももを齧った跡があったのですが、もしかしたらこれが原因かも?という観察のポイントを飼い主さまがきちんと押さえてくださっているので、その部分を改善していただきながら、引き続き、おもちゃの工夫や、放鳥時にはトレーニングを行っていただき、上手にエネルギーを発散していただいています。

そして、こちらは6才のオキナインコさん↓
じじ君1126-2
11月26日にお越しいただいた時の様子です。すっかり相談室にも慣れて、自分からプラケから出てきてくれました。
この日についに、2年半振りにエリザベスカラーをはずすことに。
これまで2度、カラーを外す試みをされたそうですが、自咬を再発してしまい、それからなかなかカラーを外す踏ん切りがつかなかったとおっしゃる飼い主さんですが、これまでは特に生活環境を改善することもなくカラーを外して自咬を再発ということになっていたのですが、今回は、今年6月から少しずつ、おもちゃで遊ぶ楽しさを教えてもらい、フォージング(採食行動)もできるようになったので、カラーを外す決断をされました。

遊びの一環で、鈴を見せると・・・
じじ君1126-1

クチバシでチリン♪と鳴らしてくれるようにも。
じじ君1126-3
これも立派な頭を使うトレーニングです。
鳥さんに頭を使ってもらうとカロリーを消費するので、今まで十分に使いきれていなかったエネルギーを消費できるようにするという目的で、鳥さんも飼い主さんも楽しみながら取り組んでいただいています。

自咬や毛引きは常同行動なので、一度クセになってしまうとその矯正は一筋縄ではいきません。今回、時期を同じくして自咬の矯正に取り組んでいるオキナインコさんたちが、なんとか自分の体を傷つけるよりも、もっと楽しいことがあるよということに目覚めてくれることを心から願っています。
飼い主さま方には、「どうか、神経質にならずに大らかな気持ちで接してあげてくださいね」と(偉そうに)言葉では言えますが、実は毎日ドキドキしながら過ごしているのはトレーナーだったりします。どうかどうか、自咬を再発することなく、楽しく過ごしてくれますように。
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