ダイエット大作戦!セキセイインコさん11月1日~15日の経過報告【その1】

11月1日からセキセインコさんのダイエット大作戦を始めたことをお伝えさせていただきましたが、今回はこのセミナーの内容と趣旨をご説明させていただきます。

《ザ・たまちゃんダイエット大作戦》 2014.11.1スタート!

●今回の主人公のたまちゃん↓
たまちゃん1101-1

●たまちゃん情報: *いずれも2014年11月1日現在
 [年齢] 11か月
 [体重] 46.8g   
 [目標体重] 43.0g
 [主食]ラウディブッシュAR / 一日の摂取量:6g
 [副食]オーツ麦(一粒ずつ)、オーチャードグラス(外出時だけ、餌入れに)/一日の摂取量:1~2g

●見届け人(鳥)のお兄ちゃんのじゅん君(セキセイインコ)
たまちゃん1101-2
「妹よ、がんばるのだよ」

同じく見届け人(鳥)のお友達のひなちゃん(コザクラインコ)
ひなちゃん1115
「たまちゃん、がんばってーーーっ」

●飼い主さま:Rさま

●今回のセミナーの目的:
①適正体重に近づくことはもちろん、その過程を重視する。
②頭を使うことで、体を動かすよりも7倍のカロリー消費につながるという説があるのでこれを立証していきたい。
③単に食餌量を減らすだけだと、鳥さんにとってストレスになる。その様子を観ている飼い主さんにとってもストレスになる、ということが多々あるので、鳥さんも飼い主さんも楽しくダイエットができたら一石二鳥。

現在行っているポジティブレインフォースメント(正の強化)トレーニングも、実際に自分でやってみた結果「効果がある!」と確証を得たトレーニング法です。自らやってみたことがないことは、飼い主様には伝えられませんし、きっと信頼もしてもらえないでしょう。
上記目的の②は、海外のトレーナーさんから教えてもらったことですが、そのレポートやデータがあれば見せてください、と打診をしたのですが、残念ながら回答をいただくことができませんでした。。。
それでも思い当たることがたくさんあって、例えば、トレーニングを開始する際は、行動とご褒美の関連付けを行う最初の段階では、ご褒美の量が寛大になります。つまり、通常の食餌に加えて、鳥さんの大好きな物を与える量が多くなります。トレーニングを開始したばかりの飼い主さんはみなさん、「こんなに与えて太ってしまいませんか?大丈夫ですか?」と心配されます。とにもかくにもまずはやっていただくと、これで太ってしまった鳥さんは一羽もいません。むしろ、体重が減った鳥さんもいるくらいです。つまり、鳥さん側は「こうしたらご褒美がもらえて、ああやったらご褒美がもらえなかった。。。う~ん、次はこうしてみようかな?」などと思考している、つまり頭を使っているからと推測しています。

今回のダイエットでも、単に食餌量を減らすのではなく、いかに思考してもらうかで、鳥さんの体重がどのように変わっていくかを試してみたいというのがこのセミナーを開催するきっかけとなりました。そして、ご協力くださるセキセイインコさんと飼い主さまとタッグを組んで、ダイエット大作戦を実施していくことに。
鳥さんにも個性がありますし、飼い主さまの生活スタイルも様々なので、ここでご紹介した内容が全ての鳥さんに通用するとは限りませんが、ご参考にしていただけましたら幸いです。

「頭を使ってダイエット!」
頭を使うと

まずダイエットを行う前に必要なことがあります。それは・・・
1)さんの適正体重を獣医師に教えてもらう
2)鳥さんの一日の食餌摂取量をおよそ2週間量る。そしてその平均値を出したものを一日の摂取量として目安にしていく。
3)体重の変動が大切になってくるので、体重測定ができるようにする
以上3点が必要となります。

Rさまは、9月に開催いたしましたセミナーにて、いかに肥満が大敵かということもご理解いただいているのでそのお話も初回のご説明の時に省略させていただきました。
(肥満が大敵という理由について少し触れていますので、コチラをご参考にしていただけましたら幸いです。)

今回、ダイエットセミナーにご参加いただくセキセイインコさんは、上記3つはクリアしているので、早速今後のダイエットプランを考えていくことからスタートしました。

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《ダイエットプラン》

●初回:11月1日

●最初の2週間の取り組みのご提案[11/1~15]
 ・フォージングボール、いぐさボール、ターン(トレーニング)
 ・エサの量はそのまま
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エサの量は減らさずに、フォージング(餌探し行動)やトレーニングを最初の2週間で導入していただくことにしました。果たしてこれだけで、体重に変化が現れるのでしょうか。
むしろ、ターンのトレーニングの時にはご褒美のオーツ麦が登場するので体重が増えてしまうのではないかとお思いになる方もいらっしゃるでしょう。

2週間の経過については、追ってご紹介させていただきます。

※ターンなどの芸を教えることが目的ではなく、いかに思考してもらうかということで、トレーニングを用いることにしています。

※フォージング(餌探し行動)とは?
「フォージング」とは「餌探し行動」のことを言います。
野生の鳥たちは、家庭で暮らす鳥たちとは違って、自力でエサを見つけなければなりません。飛んだり、齧ったり、つついたり、失敗したり、鳥たちはエサをみつけるために、一日の内の多くの時間を費やしています。例えば熱帯に生息する鳥たちは、12時間以上を睡眠に費やして、活動をしている残りの12時間の内のおよそ8時間をこのフォージング活動、つまり餌探しや食事に費やしていると言われています。これ以外の時間は、寝床からの移動や群れの鳥たちとの交流、羽のお手入れに費やしているそうです。

一日の内のおよそ30%の時間を餌探し行動に費やしていると考えると、人と暮らす鳥たちはどうでしょう。
上げ膳据え膳であっという間に平らげてしまって、残りの時間をすべて自分の羽のお手入れに費やしているのであれば、念入りにやり過ぎて、羽を齧ったり抜いたりするという行動に出たとしても決して驚きではないはずです。

そこで、ご家庭でも飼い主さんの知恵を絞っていただき、フォージングを取り入れていただけたら、鳥さんの知的好奇心を刺激し、餌を探して得られる喜びを演出してあげられるのではないかと思います。海外で紹介されているアイディアをこちらの方でもご紹介させていただきますので、これらを参考にしていただきながら、鳥さんとの知恵比べを楽しんでいただけましたらうれしいです。

【フォージングを始める前に知っておいていただきたいこと】
・フォージングにも、初級から上級までのレベルがあります。初めてチャレンジされる方はいきなり難易度を上げ過ぎないようにご注意願います。鳥さんも戸惑ってしまいます。
・全く興味を示さない!というパターンも十分考えられます。鳥さんにとっては、遊び方を知らない場合もありますので、導入される際は簡単なことから、そして遊び方を教えてあげる必要があります。(教え方はまた後日、ご案内いたします)
・フォージングを導入する際は、常に観察をお忘れなく。以下の場合はフォージングの導入はお控えください。
 ①体調の悪い鳥さん
 ②食欲のない鳥さん  
 ③平均体重を下回っている鳥さん
・また、紙などを齧って飲み込んでいないかなど、十分に観察をしていただけましたら幸いです。
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