個別相談★タイハクオウムさん★飼い主さんの価値を上げる方法

11月2日に個別相談にお越しいただいたタイハクオウムさんです。

ハロ君1102-1

特定のご相談と言うよりも、長い目で見てタイハクオウムさんに社交性を身に着けてもらいたいということでお越しになりました。ショップ2階の相談室(セミナールーム)にお越しいただくのはこれで3回目で、環境には慣れてくれたご様子でした。2回目あたりからトレーナーとの間に見えない壁が存在していて、なんとか打破したいと思っていることを白状いたします。
こちらのタイハクオウムさんに先生になっていただき、ちょっとクイズを出したいと思います。

次のAとBの画像では、タイハクさんはどちらがリラックスしている状態でしょうか。
どちらもトレーナーの手にのってくれていますが、周りの環境が違うという条件下です。

《A》
ハロ君1102-2

《B》
ハロ君1102-4

以前も、鳥さんのボディランゲージについてお伝えさせていただいたので簡単だったでしょうか。

正解は・・・

リラックスしている状態のボディランゲージは、《A》です。
上記の画像であればタイハクさんの表情でもわかりやすいと思いますが、リラックスしているかどうかの判断材料となるのは、下クチバシが羽で隠れているかどうかになります。※矢印の部分に注目!
ハロ君1102-5
《B》の方は、下クチバシが丸見えです。

下クチバシが羽で隠れている場合・・・リラックスしている。
下クチバシが羽で隠れていない場合・・・リラックスはしていない。緊張・警戒・不安などを感じているかもしれません。
大型の鳥さんに限らず、小型~中型の鳥さんもそうです。
リラックスしていない、つまり緊張状態の時に、普段、人の手は咬まないような鳥さんでも、急な動きに驚いて思わず自分を守るためのガブッ!があるかもしれないので、緊張しているような時はやさしく声を掛けてあげながら接していただくと、鳥さんの方も落ち着いてくれると思います。よく飼い主さまにお伝えさせていただいているのは、咬んだ後の対処法も大切ではありますが、「咬まれない環境作り」と「咬む経験をさせないこと」もとても大切です。これらは、鳥さんのボディランゲージを読み解いてあげることで防げることが多いので、ぜひ鳥さんからのメッセージをボディランゲージを通じて受け取っていただけたらと思います。

ちなみに、上記写真の時の環境の違いにどんな点があったかと言いますと・・・
《A》~大好きな飼い主さまご夫妻がすぐそばにいてくれている時でした。
《B》~飼い主さまご夫妻がお二人とも1階のショップに行かれて、タイハクさんは2階でトレーナーと一緒にお留守番の時でした。「えーーーっ!!!どこ行くのーーーっ!?」という心境だったのではないかと思います。
そんなに、トレーナーといるのがイヤなのね。。。 な、仲良くなりたい。。。

その場に居合わせたオカメインコさんも、以前、個別相談を受けてくださった鳥さんです。
ハロ君1102-3
タイハクオウムさん「べ、別に、怖いとかじゃないし」
オカメインコさん「♪~(マイペース)」

タイトルにある「飼い主さんの価値を上げる方法」について、いろいろな方法がありますが、ここでは「環境を変える・作る」という点でご紹介をさせていただきます。
鳥さんは犬のように主従関係で人を見ていないのですが、複数人で暮らしていると、「この人好き!」「この人キライ。。。」「この人は咬んでもいい♪」と様々な経験から学習していきます。「オンリーワン(特定の人しか懐かない)」にならないまでも、「ナンバーワン」ができてしまうこともしばしばです。この「ナンバーワン」と「ナンバー2」の人との格差が大きい場合があるので、そんな方にお勧めしているのが以下の方法です。
●鳥さんの大好きな物を、ナンバー2の人が必ず手渡し(受け取ってくれなければ、餌入れに入れてあげる姿を見せる)であげる。ナンバーワンの人からはこの大好きな物は与えてはいけない。
●見慣れない場所、例えばお友達の家に鳥さんと一緒にお出掛けする。この場合、ナンバーワンの人は同伴せず、ナンバー2の人と鳥さんのみでお出掛けすると、知らない場所、知らない人の中で、「この人は知ってる!頼りになる!」と思ってくれて価値が上がるようです。
●ご自宅にご友人をお招きする場合も、敢えてナンバーワンの人は席をはずしてみる。
などなど。

この方法で、約10年ぶりに手にのってくれた!という方もいます。

今回ご紹介したタイハクオウムさんのように、社交性を身に着けてもらうことはとてもいいことだと思います。こちらのタイハクさんは飼い主さまご夫妻のことが大好き!な鳥さんなのですが、「自分にはそっけない、、、慣れてほしいのに、、、」とお思いの飼い主さまがいらっしゃいましたら、機会を作ってまずはご友人に協力してもらうなどから始めてみてはいかがでしょうか。環境も変えられますし、飼い主さま以外の人にも会えるので、社交性も身に着けてもらえるいい機会だと思っています。

【お願い】
社交性を身に着けてもらいたいと思う一心で、鳥さんの体調が悪い時や、鳥さんの体調に影響を及ぼすような気候や環境に無理に同伴させないようにお願いいたします。
鳥さんも人も、どうぞご無理のない範囲でご判断いただけましたら幸いです。
スポンサーサイト