個別相談★オキナインコさん★

前回の記事でご紹介させていただいたオキナインコさんとは別のオキナインコさんです。

10月29日にお越しいただいた時の様子をお伝えさせていただきます。

個別相談自体は今年の6月から始まり、ご相談内容は自咬の改善です。
もともと怖がり屋さんで、ケージの中におもちゃを入れても遊ばないという感じの鳥さんでした。長い期間、エリザベスカラーをつけた生活をしていましたが、やはりこのままではいけないと飼い主さまが一念発起したことと、タイミング的に相談できる場所、つまり病院併設ショップができたこともあり、脱!エリザベスカラーと自咬の改善を目指しています。

まず最初に取り組んだことは、やはりおもちゃで遊んでもらうことです。
新聞紙を齧ったりする行為は観られていたので、この行動を活かして、無理なく少しずつ取り組んでいっていただいています。
飼い主さん曰く、1か月くらいかけてゆっくりゆっくり慣れてもらい、10月29日に来てもらった時は遊びの範囲がずいぶん広がってくれてました。

紙の中にシードを入れて、それをおみくじみたいにした物はためらうことなくカジカジしてくれるようになったそうです。
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その様子を見せてくれました。
いいね!楽しいね!

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声を掛けるとカメラの方に目線をくれます。

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そして、またカジカジカジカジ・・・

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またまた、声を掛けるとこっちを見てくれます。

今、はまってくれているおもちゃを飼い主さんがご持参してくださいました。
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①は、お弁当などに入れる蓋つきの小さな容器です。蓋の部分に穴を一か所開けておくと、中身がそこからポロポロでてきます。オキナインコさんはこれをオラオラと転がしたり振ったりして、なかなかはまってくれているとのことです。

②は、もともと長さが15cmほどある蔦を編んだ素材のものですが、そのままだと怖がってしまうので、怖がらないくらいの長さに切ったものです。上記の画像でカジカジしているおみくじをこの中に通すと、難易度が上がります。これもカジカジやってくれているとのことでいい感じです。

③は、ヤシの葉を編んだ「シュレッダー」というおもちゃですが、こちらもいい長さに切っておみくじに巻きつけると、②とは違った触感になるので、遊びの幅が広がります。

怖がり屋さんで、相談をお受けした当初は、「うちのコは絶対に無理です、絶対に遊ばないと思います」とおっしゃっていた飼い主さんでしたが、少しずつ少しずつアプローチをしてもらうことで、ここまで遊びのレパートリーが増えてくれました。これも、飼い主さんがあきらめずに、上手に取り組んでいっていただいたおけがだと感じています。

③もカジカジして見せてくれました↓
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なぜか、私(=トレーナー)には背を向けてカジカジしようとするオキナさん。

これらの他に、これまでの経験からオキナインコさんがはまりそうなものをご提案させていただき、実は鳥さん用おもちゃとして売られている物よりも、日常にあるような単純な物の方がストライクゾーンにはまる場合があるなと感じています。
画像にはありませんが、ステンレスの2重リングというのがありますが、最初は見向きもしなかったそうですが、これをガッチャンガッチャンやって遊ぶそうになったそうです。やりました!

いよいよ来月、エリザベスカラーをはずすことになったので、どうかどうか自咬が再発しませんようにと祈る気持ちです。飼い主さんがなかなかカラーをはずすということに踏み切れなかった理由は、過去に再発してしまったという苦い経験があるからでした。しかし、過去と現在のオキナインコさんは違います。以前は、特に生活における改善をしていないままカラーを外してしまいましたが、今回は遊びのバリエーションを増やして、このほかにもいろいろと取り組み中です。つまり、起きている時間に遊ぶものもないし、遊ぶことも知らない、という状況だった過去とは違います。今回の取り組みが、自咬の改善につながってくれることを願いつつ、もっと楽しそうな遊びがないかな?と飼い主さんと一緒に探していけたらと思っています。
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