個別相談★ヨダレカケズグロインコさん★5年ぶりにケージの外へ

今日はあいにくのお天気ですが、静岡から遠路はるばるヨダレカケズグロインコさんが2回目の個別相談にお越しいただきました。

前回の様子はコチラ

第1回目で考えたトレーニング計画はこちら↓
《空ちゃんトレーニング計画》
①ターゲッティングがほぼ100%できること
②①ができたら、ケージの外に出てみる(ここから先は飼い主さんにとって未知の世界となります)
③ケージに自分で戻り方を教える
④手に乗せる
⑤知らない人の手(=トレーナーやショップスタッフ)にものる

そして、2週間のトレーニングの成果は・・・
①ターゲッティングがほぼ100%できること
⇒ケージ内で、ほぼ100%成功!水平移動だけでなく、上下の移動もできるようになったそうです。そして、何より大切な、ご褒美を受け取る時に指を咬まないということも覚えてくれたそうです。ちなみに、ターゲッティングの練習は、毎日ほんの5分程度だけ取り組まれたそうですが、それでも鳥さんは学習してくれますし、なんなら週に1回のトレーニングでも学習してくれます。
トレーニングのお約束事は、飼い主さんと鳥さんには学習してもらうという点では頑張っていただく必要がありますが、決して無理をしない範囲でとお願いしています。なぜならトレーニングは、人も鳥さんも楽しいものでなくてはならないと思っているからです。

②①ができたら、ケージの外に出てみる(ここから先は飼い主さんにとって未知の世界となります)
③ケージに自分で戻り方を教える
④手に乗せる
⑤知らない人の手(=トレーナーやショップスタッフ)にものる
⇒②~⑤の結果はと言いますと、本日、ショップにお越しいただき全てクリアできました!

飼い主さんのお話によると、5年振りにケージから出してあげられたそうです。
これまでの5年間、咬まれるのが怖くて、ケージから出してあげたくても出してあげられないというのが長年のお悩みだったそうですが、ショップで個別相談があるということを知り、トレーニングが始まりました。トレーニング開始から2週間で、これだけ変わってくれた空ちゃんに、本当に感動していらっしゃいました。
「変わってくれた」と書かせていただきましたが、空ちゃんはこれまで、人との接し方を教えてもらう機会がなかっただけだと思っています。本当に頭がいい鳥さんなので、アッ!という間にいろいろなことを覚えてくれたのは、きちんと適切に教えてあげたからだと思っています。飼い主さんも、頑張りました!

5年振りにケージから出してもらった空ちゃんの様子は・・・
空ちゃん1022(1)
まずは部屋の中を飛び回っていました。
5年振りにケージから出してもらえて嬉しかったんだと思います。そして、5年振りであっても上手に飛ぶことができて感動してしまいました。
しばらく飛び回った後に、ケージの上でターゲッティングの練習です。
上手にターゲット(=割りばし)をタッチして、ご褒美をもらうことができました。何度か勢い余って、割りばしを持っている指の方をカプッ(強くは噛んでいません)としていましたが、指の方をカプッとしたらご褒美なし、割りばしの方をタッチできたらご褒美+たくさんの褒め言葉、を繰り返していく内に、指がそばにあっても指の方をカプッとすることはなくなりました。本当に賢いです!

空ちゃん1022(2)
今度は、ケージの側面を移動する練習です。
少しずつ、ターゲットをケージの出入り口付近に移動すると、ちゃんと追ってきてくれて、ついにはケージの中に自分で戻ってくれました!
これまでケージから出してあげられなかった飼い主さんの心配事は、咬み付くからと同時に、ケージへの戻り方を知らないし戻せないから、ケージから出してあげられない、ということでした。一度、ケージへの戻り方を理解した空ちゃんは、それはもう見事に自ら戻ってくれるようになりました。すごいぞ!空ちゃん!

空ちゃん1022(3)
そして今日は、新しいケージへのお引越しも目標にしていたのですが、こちらもすんなり入ってくれました。「こんなにスムーズにいくとは!?」と飼い主さんには驚きの連続でした。画像は、新しいケージで早速ご飯を食べている様子。

トレーニング計画の
④手に乗せる
⑤知らない人の手(=トレーナーやショップスタッフ)にものる
についても、ちゃんと私(=トレーナー)の手にも咬まずにのってくれたので、拍子抜けするくらいあっさりクリアしてしまいました。次回いらっしゃった時に、ショップスタッフにも協力を要請したいと思います。

そして、こちらのタイハクオウムさん。
ボクもやりたい
空ちゃんと一緒に暮らしている鳥さんですが、空ちゃんがターゲッティングの練習をしていると、「じ、自分もできます!やりたいです!」とアピールしている様子をお送りいただきました。本当にやりたそうですね。

そもそも、個別相談をやりたい!と思ったきっかけは、咬むからと言って、何年、何十年もケージから出してあげられない鳥さんと飼い主さんの境遇を何とか改善してあげたかったからというのがあります。
今回、一羽の鳥さんの生活が改善に向けて前進できたのは、私にとっても大きな喜びです。
これからの空ちゃんの生活が楽しいものになってくれるよう、頑張っていきたいと思います。
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