個別相談★コザクラインコさん&ネズミガシラハネナガインコさん★

10月18日(土)にお越しいただいた個別相談の鳥さんのご紹介です。

まずはコザクラインコさん。
ひなちゃん1018
ご相談内容は、微発情が続いているということがメインとなるご相談でしたが、お話を進めていく内に「本当に微発情ですね」という確証がないということに気付きました。
鳥さんの行動に関するご相談は、「~のようです」や「~に観える」という鳥さんの考えや行動を〝推測"するのではなく、「こうかな?」と思われることに対して、確証を得るために試していく、ということをお約束事としてご相談を進めています。
なので、1つのご相談について3か月のお時間をいただいているのは…
1)飼い主さんとじっくりヒアリング⇒ご提案
2)飼い主さんに実践+観察⇒報告
3)報告を受けて、改善+ご提案
4)飼い主さんに実践+観察⇒報告
という流れを繰り返していくためです。これは〝推測"を〝推測"のまま終わらせるのではなく、試していただいて"やっぱりそうでしたね"や"どうやら違ったみたいですね"という風に確証を得ていくことが大切だからです。
確証を得るのに3か月丸々掛かるという訳ではなく、1週間くらいで「こうだと思い込んでいました!でも違ったんですね!」という結果になることも少なくありません。

コザクラインコさんにお話を戻しますと、どうやらネットの情報を飼い主さんなりに解釈して、実は本当に微発情をしているかどうかの確定はできていないということになりました。
確定していないことに対しての具体的な対策はとれないので、今回のご相談ではコザクラインコさんに頭を使ってもらいましょうということで、放鳥時の遊び方やケージの中のエサ入れの工夫などをお話させていただきました。
この日、飼い主さんも「こんな姿を見るのは初めて!」とびっくりするくらい活発に走り回っている姿を見せてくれました。

そして、お会いするのは2回目となるネズミガシラハネナガインコさん。
パロちゃん1018コウモリ
コザクラインコさんをケージから出している間の待機中の様子↑
「まだぁ~?」

そして、ようやく自分の番♪
パロちゃん1018グー練習
足(手?)をグーに握る動作が出来ていたので、この動作を強化していきましょうという話になり飼い主さんと一緒に「グーッ!」と楽しそうに声掛けをしている様子。
最初は、「何!何!?」という感じでしたが、短時間で関連付けができてきたようで後半になると足をグーに握ってくれる動作が増えました。
パロちゃん1018(2)
「グーッ!」

バンザイと言って翼を広げたり、バイバイと言って足を振るなどを教えたい時、今できている動作を活かしていくと覚えてくれやすいようです。偶然を必然に変えていくパターンです。

こちらのネズミガシラハネナガインコさんは、特に問題行動があるわけではないのですが、放鳥している時も飼い主さんの肩の上でじっとしていて動かないし、おもちゃでも遊ばない、この子はこれで楽しいのかな?と思ってご相談にいらっしゃいました。今でも大好きな飼い主さんのそばにいられて十分楽しいと思いますが、ケージの中でおもちゃで遊んでもらったり、フォージング(餌探し行動)を取り入れてみてはいかがですかとご提案したところ、おもちゃで遊んでくれるようになったそうです。これでもっともっと鳥さんにとっての楽しいことが増えてくれたのではないかなと思っていますし、そうだったら嬉しいなと思っています。

うちの子はこう!と飼い主さんが決めつけてしまうと、それ以上の経験の機会が断たれてしまう場合があります。例えば、どうせお野菜食べないから、どうせおもちゃで遊ばないから、とあきらめていらっしゃる飼い主さんには、あの手この手でチャレンジしていただけましたら、鳥さんのストライクゾーンにバシッと響くものに出会えるかもしれませんので、まずは確定をする前にいろいろと試していただけたらいいなと思っています。
ちなみに、「おもちゃで本当に遊ばない!いろいろ試したけど本当に無理でした!」という鳥さんのご相談を受けることは数多くありますが、結局おもちゃで遊んでくれなくて残念…というケースはこれまでただの一度もありません。ぜひあきらめずに、あの手この手で工夫をしていただき、鳥さんとの知恵比べを楽しんでいただけましたら幸いです。
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