2015年06月

★ご報告★「鳥さんヒントセミナー:コンゴウインコ編」

6月7日に、「鳥さんヒントセミナー:コンゴウインコ編」を開催いたしました。
その時の様子をお伝えさせていただきます。

まず最初に、お話をさせていただきました。
大型の鳥さんに限らず、鳥さんと暮らす全ての方にはぜひ知っておいていただきたい
●Positive Reinforcement(ポジティブレインフォースメント:正の強化)トレーニング
●フォージング(採食行動)のアイディア
をお伝えさせていただきました。

そして、ゲスト講師として参加してれたルリコンゴウインコさんたちを通じて、ご協力いたただいた飼い主さまたちからのお話も。
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ゲスト講師の先生方↑
ご協力本当にありがとうございました!

コンゴウセミナー20150607-2
コンゴウセミナー20150607-3

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何度もフライトをお披露目してくれたビアンカ先生↑
初めての人に対しても臆することなく、とても社交的な鳥さんです。

コンゴウセミナー20150607-1
最初は緊張気味でしたが、少しずつ少しずつ、その場の雰囲気に慣れてきてくれて、ビアンカ先生に負けじとフライトをお披露目してくれたキョロ先生↑
キョロ先生は臆病な性格ですが、飼い主さまの努力の甲斐あって、少しずつ社交性を身に着けています。去年、ご相談にお越しいただいた際には、毛引きも観られましたが、日々の水浴びなどで今では羽根がツルツルピカピカに。見違えるようでした。

参加者の方からは、
●コンゴウインコさんとの接し方について
●甘噛みは許容してもいいのかどうか
などなど、様々なご質問が。

今後も、実際に鳥さんと暮らしている飼い主さまの生の声が聞けるような機会を作っていけたらと考えています。そうすることによって、鳥さんに関する情報交換や知識の底上げ、さらには飼い主さま同士の横のつながりもできたらいいなと思っています。
またの開催をお楽しみに!
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小分けペレット詰め合わせセット販売開始!


本日より店舗限定で小分けペレットの詰め合わせセットを販売をいたしております。


小分けペレット詰め合わせ

左から
⇒ズプリーム フルーツブレンド/パラキート
⇒ラフィーバー プレミアムカナリア
⇒ラウディブッシュ デイリーメンテナンスニブルズ
⇒ラフィーバー ペレットベリーパラキート   
となっております。
※予告なく詰め合わせ内容を変更をする場合がございます。

販売価格は・・・ 500円(税込)

ペレットを試したいけど、容量が多すぎて困っていた方、
各メーカーを試してみたい方
この機会に是非お試しくださいませ!

お店のレジ横にて販売をしております。
IMG_3019.jpg


※通販サイトでは販売をしておりませんのでご了承ください。

個別相談★セキセイインコさん★頼りになるのは飼い主さまだけ

6月2日に、2羽のセキセインコさんがお越しになりました。

まず1羽目のセキセイさんは、昨年12月末から自咬改善のため継続して取り組み中のセキセイインコさんです。
福ちゃん20150602

こんな↑感じで、自咬をしないようにテープでカラーが巻かれてますが、ここ最近の変化はこのカラーの高さが1mmずつ低くなっていっています。最初は、高さが2cmあったのですが、今の段階ではおよそ1.5cmに。
ご自宅では、遊びの工夫や食餌の改善にも取り組んでいただき、以前のように癇癪を起してテープを咬んでしまうという様子もなくなったそうです。

何よりも、セキセイインコさんの表情が明るくなりました。
飼い主さまも、「最近は安心して観ていられる」とおっしゃるくらい、いい方向に向かっているので、これからも少しずつ少しずつ、続けていけたらと思っています。

そして、もう一羽のセキセイインコさんは、この日が初回となる、2才9か月の女の子。
ご相談内容は、発情抑制です。
チュウチュウちゃん20150602-2
頭のてっぺんが黒いのはご愛嬌。
本当にかわいくて、本当に賢い鳥さんです。

発情を抑えるため、2013年9月から3週から5週ごとに1度、発情を抑制するための注射を打ってもらっていたそうです。しかしながら、注射の効果も徐々に効かなくなってきて、どうしたものかと思っていたところに、4月に開催した「鳥さんヒントセミナー:セキセイインコ編」にご参加いただき、今回個別相談を受けることをお決めになったそうです。

セミナーで得たヒントを元に、そして、いろいろなフォージング系の本を参考にして、いわゆる頭を使ってもらうということを実践してくださっていて、そのことがセキセイインコさんにとっていい刺激となり、今年の4月6日に発情抑制の注射を最後に、発情することなく6月まで過ごせているとおっしゃっていました。
飼い主様は本当に熱心な方で、今回の個別相談の時にはトレーナーの手助けはいらないんじゃないかというくらい、たくさんのアイディアを考えて実践されています。

ほんの一部をご紹介させていただきます。
飼い主様手作りのおもちゃで、フタを開けないと中身がゲットできないようになっています。
チュウチュウちゃん20150602-1
チュウチュウちゃん20150602-4
チュウチュウちゃん20150602-3
フタを開け閉めする行為自体が楽しいご様子で、パッタンパッタン忙しくお仕事中↑

発情の要件は、
●豊富な食餌
●日照時間が長い
●発情対象がいる
●一年中温暖な気温(気温の変化がない)
●外敵がいない
●ストレスフリー
という環境下にいると、発情のスイッチが入ってしまいます。
まさに、人と暮らす鳥さんは、このような環境にいることが多いのではないでしょうか。つまり、発情してしまうのは不思議ではありません。
上記の要件の中のいずれかを変えていくことで、発情のスイッチがオフになるので、今回のセキセイインコさんの場合、接し方やおもちゃの工夫、そしてフォージングを取り入れることによって、
「ストレスフリー」の環境から、「いいストレス」を与えられるようになり、知的好奇心を刺激することにより、「発情」にしか考えが向かっていなかったことが、「次はどうやって遊ぼう?あれはどうやったら食べられるのかな?」という風に、「思考させる」ことができるようになります。

最近、発情に関するご相談が増えてきました。
まだまだやれていないことがあるのであれば、試してみる価値はあります。同じようなお悩みをお持ちの方のためにも、こちらのブログにて取り組みをご紹介させていただきたいと思いますので、ヒントにしていただけましたら幸いです。

もしもの時に備えて 『Bird Life Line(バードライフライン)』を!

  • ご案内
かねてより、Birdstory様と共同で製作を進めておりました、「万が一の時のための鳥さんのための命綱」、『BLL(BirdLifeLine)』のご案内ページを作成していただきましたので、ご案内させていただきます。

《Bird Life Lineプロジェクトページ》

BLL.png

●BLLプロジェクトのページから、「カード」、「シート」がダウンロード(無料)ができます。
●Birdstory様、Birds' Grooming Shopにて、「カード」、「シート」、「ステッカー」をセットにしてお取り扱い(有料)しております。
●記入方法なども掲載されておりますので、ぜひご参考に。

Bird Life Line(バード・ライフ・ライン)とは、もし飼い主さんに何かあった時に、愛鳥さんを救うことが出来ないか?という想いから、Birdstory様と横浜小鳥の病院併設ショップ・Birds’ Grooming Shopが共同企画・制作し、誕生したプロジェクトです。いつどこで、何があるかわかりません。そんなときに、BLLが愛鳥さんを救うことが出来ましたら嬉しいです。
鳥さん仲間にも是非広めていただけましたら幸いです。

★参加者募集!★ 「ペレット切り替えヒントセミナー」

『ペレット』とは鳥さん向けに作られた総合栄養食のことを言います。
犬で言うところの「ドッグフード」です。
病院で、「ペレット」への切り替えを勧められても、なかなかうまくいかずに挫折してしまう方は多いようです。

そのような方のために、ひいては鳥さんのために、ペレットのメリットについて、そして、ペレットへの切り替えに関するヒントとなるセミナーを開催いたします。
セミナー参加者には、切り替えの時に試していただきたいペレット数種を小分けにしてお渡しさせていただきます。
この機会にぜひご参加ください!

【対象者】
 ●ペレットに切り替えたい方
 ●ペレットへの切り替えに過去に挫折したけど、もう一度トライしたい方

【参加者全員にペレット小分けプレゼント】
 *小型~中型向けの粒のサイズですが、大型の鳥さんと暮らす方もご参加可能です。
 ●ペレット小分け内容 [各100g]
  ①ハリソン/アダルトライフタイム スーパーファイン + マッシュ
  ②ラフィーバー/プレミアム カナリア + 粉状
  ③ラウディブッシュ/ニブルズ
  ④ズプリーム/フルーツブレンド パラキート
  *内容に変更が生じる場合があります。あらかじめご了承願います。

【開催日時】
 14:00~15:00(質疑応答含む)
 7月26日(日)←*お申込み受付終了*
 8月15日(土)、30日(日)
 9月12日(土)、27日(日)
 *いずれも同じ内容

【参加費】
 1500円/人 (当日ショップにてお支払い)

【参加人数】
 20名 先着順に受け付け、定員に達し次第締め切り

【会 場】
 Birds’ Grooming Shop 2階セミナールーム
 〒221-0021 神奈川県横浜市神奈川区子安通1-2-16
 最寄り駅:京浜急行線 子安駅 徒歩2分
 ※当日は、公共の交通機関をご利用いただくことをお勧めいたします。

★★★お申込みはコチラ★★★

ペレットセミナー参加者募集!

皆様のご参加を心よりお待ちいたしております!

個別相談★アオメキバタンさん★続・スタンドに挑戦!

本題に入る前に、、、、ショップ内のレイアウトを少し変えました。

ショップレイアウト20150621
画像↑は、視覚的にお伝えさせていただくために、レイアウトのご提案をディスプレイしたものです。「足の悪い鳥さん・老鳥さん」向けのレイアウトのご提案と、「ダイエットが必要な鳥さん・発情防止」向けのレイアウトです。
ショップにお立ち寄りの際は、実際にご覧いただいて、それぞれの鳥さんに合った方法やアイディアをご検討いただけたらと思います。
新規のおもちゃ類ももうすぐ店頭に並びますので、その際はまた改めてご紹介をさせていただきます。

そして、本題へ・・・
5月31日に、2回目のお越しとなるアオメキバタンさんのスタンドへの挑戦についてのご紹介です。

第1回目(4月12日)の挑戦の様子はコチラ

第1回目の時には、ずっと放置してあったスタンドに止まることができて、ご自宅でも挑戦していただいたようですが、ご自宅では思うようにのってくれず。。。という感じで、2回目のお越しとなりました。

ろじゃ君20150531-2
個別相談室にやってくると、いつもと違う環境ということもあり、そして「スタンドにのることはイヤなこと、怖いことじゃない!」ということはすでに理解してくれているので、2回目の時も何度ものってくれました。

ご自宅で挑戦された時は、スタンドをスイッと避けて飼い主様の方に歩いてくるとのことだったので、スタンドを常にアオメキバタンさんの正面になるように、移動してもらう方法で試していただきました。
つまり、スタンドをスイッと避けたら、スタンド自体をスッと移動させてアオメキバタンさんの正面に置く、という感じです。
そして、スタンドにのれたらもちろん、ご褒美です。

す・る・と・・・
ろじゃ君20150601自宅にて
ご自宅でもスタンドにのれました!といううれしいご報告と、アオメキバタンさんのどや顔の画像をお送りいただきました。
とてもいい表情をしてますね、お見事です!

実はそうこうしている内(ブログ更新をおさぼりしている間)に、第3回目となる6月20日にもお越しいただきました。

ご自宅で引き続き、スタンドにのる練習をしてくださっていましたが、ある日、嫌気がさしたようでご褒美を持つ指をガブッとされたそうです。。。
スタンドにはのれますし、全く怖がってもいませんが、「スタンドにのる動機付け」がなかなか難しいですね。
【人側の思惑】 放鳥中にスタンドにのっていてくれたら、ケージのお掃除もスムーズにできるから、乗っててほしいな。
【鳥さん側の思惑】 スタンドにはのれるよ。でも、のる意味が分かんないっ。だって、床をあちこち歩き回った方が楽しいもん♪

という感じでしょうか。

前回のブログでもお伝えさせていただきましたが、こちらのアオメキバタンさんは、過去に悲しいバックグラウンドがあり、現在の飼い主さまは4番目のお家となります。過去に受けた経験から、最初は人を信用できずに、咬んで攻撃することで自分の身を守ろうとしていた鳥さんです。現在の飼い主様と出会って、少しずつ、少しずつ、人に対する信頼を築いている状況です。
なので、ケージをお掃除中に、あまりウロウロされてしまうと、ガブッがくる可能性もまだゼロではないのです。そのような中、スタンドにとまって、おもちゃで遊んでいてくれたらいいなということで、現在取り組み中です。

3回目(6/20)の時の様子↓
ろじゃ君20150620-2
もう、こちら↑のスタンドには問題なくのってくれます。ただやっぱり動機付けがぁ・・・

そして、高さのあるスタンドにもこの日から挑戦!
ろじゃ君20150620-3
まずは、横にした状態からトライ!

ろじゃ君20150620-4
こんなのちょろいぜ!えっへん!

ろじゃ君20150620-1
スタンドを立てた状態の時に上になる方に誘導して、しばらくこの状態で慣れてもらってから、スタンドを立ててみる予定です。
あるいは、自分でよじ登っていけるように誘導できるなら、その作戦にも挑戦していただくことに。

咬んでしまう攻撃的な行動は、自分の身を守るための最終手段です。
こういう行動でしか、人に自分(=鳥さん)の意思を伝えられず、人からも教えてもらっていなかったのです。
そしてようやく、現在の飼い主様と出会い、愛情を持って接していただき、且つ適切な方法でトレーニングをしていただくことによって、「自分がいる場所は安全な場所。信頼できる人!」という風に理解をしてくれているようです。少しずつ、新しいことに挑戦していくことによって、できた!という喜びは鳥さんの、そして飼い主様の自信にもつながります。
これからも少しずつ、無理なく、信頼関係を築いていただきながら、チャレンジを続けていきたいと思います。

★お申込み締切6月21日まで★ 「鳥さんヒントセミナー/ヨウム編」

7月4日に開催いたします「鳥さんヒントセミナー/ヨウム編」。
お申し込み締め切りを、明日の6月21日までとさせていただきます。
現在は、最少催行人数に満たない状況なので、明日(6/21)までお待ちして、開催の有無を決定させていただきたいと思いますので、ご参加希望の方はこの機会にいかがでしょうか。

ここでご紹介するセミナーは、初心者の方向けの内容となっています。
ゲストの鳥さんも参加してくれるので、実際に触れ合ってもらったり、飼い主さまからの生の声が聴けるチャンスです。飼養本は世にたくさん出回っていますが、鳥さんの性格は様々なんだということにも触れていただき、今後のお迎え、あるいはすでに暮らしている方は、鳥さんとの暮らしに少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

『鳥さんヒントセミナー』

参加対象:
●一緒に暮らしが初めての方
●鳥さんとの暮らしはまだ日が浅い方
●これからお迎えを検討している方
●お迎えしたいと思っている鳥種と、実際にお迎え可能な鳥種は?

【鳥種別】

●ヨウム編
7月4日(土) 14:00~16:00
ヨウムさん1羽がゲスト。
詳細はコチラ

ヨウムセミナー

この機会に、興味がある方はご参加いただけましたら幸いです。

【ご報告】 「鳥さんヒントセミナー:オカメインコ編」

ずいぶんとブログ更新をさぼってしまいました。。。すみません。。。

去る、5月30日に開催いたしました「鳥さんヒントセミナー:オカメインコ編」のご報告をさせていただきます。

4月に開催したセキセイインコ編同様、アッと言う間にお申し込みがいっぱいに。
オカメインコセミナー20150530-5
講師として、2羽のオカメインコさんにご協力いただきました。ご協力いただいたオカメインコさん、飼い主さま、ありがとうございました!

少々、残念だったのが、この2羽のオカメインコさんはどちらもフレンドリーで、初めての人にも物怖じしないタイプです。もっと、オカメインコさんならではと言いますか、臆病なタイプの鳥さんもご紹介できればよかったのですが、そんなタイプのコをこの場に連れて来てもらうのは、オカメさんを怖がらせるだけなので、断念しました。
セミナー内では、こんなタイプ(=フレンドリー)のオカメインコさんばかりでなく、オカメパニックという言葉もあるように、臆病なタイプのコもいるので、それぞれの性格に合わせた接し方や、QOLの向上を目指していくことについてお話をさせていただきました。

オカメインコセミナー20150530-4
オカメにモテモテ↑

オカメインコセミナー20150530-6
講師役のオカメインコさんが、フォージングボールをお披露目。
たくさんの人に取り囲まれているにもかかわらず、コロコロと転がして、ボールの中身のシードをなんなくゲットしている姿は、まさに手練れ!度胸があります。

オカメインコセミナー20150530-1
そして、ご自宅で発見されたこととして、この↑食卓に虫がよってこないように覆うカバーのような物(名称が分からずすみません)がお気に入りということで、ケージに戻ってもらう時は、これを利用されていらっしゃるとのことでした。こういう物を利用すれば、逃げ回る鳥さんを追いかけ回すということもなくなりますね。すばらしい発見です。

オカメインコセミナー20150530-2
画像では分かりづらいですが、女の子の腕はほぼ垂直状態だったのですが、それでも辛抱強く手にのって相手をしてあげているオカメ姉さん↑

この日、ご参加いただいた飼い主さまからのご質問に、講師役のオカメインコさん(ルチノー)の飼い主さまにもお答えいただいたのですが、お世話係の娘さん(中学生)が、すらすらと「体重」や「一日の食餌量」を答えている姿に、参加者の皆様が「オーーーッ!」と驚いていらっしゃいました。ご協力いただいた飼い主さまご家族は、過去に個別相談を受けられたことがあり、尚且つとても勉強熱心な飼い主さまです。ご参加いただいた方は、鳥さんの体調を管理するためにも、これらのことは最低限でも把握しておく必要があるのですね、と「これから頑張ります」と目からウロコの状態だったようです。こういうことに気付いてくださるだけで、今回セミナーを開催させていただいた意義があるというものですね。

セミナーでは、飼養本に書かれていないことを中心にお話をさせていただきましたが、その中からここでも一つ、ぜひ知って置いていただきたいのは、
★怒っている顔がかわいいからと言って、オカメインコさんをもっともっと怒らせるようなことをし続けると、信頼関係にヒビが入ってしまう★
ということです。

オカメインコさんは、怒っているから怒っているのです。(ん?)
「怒っているわたし/ボクって、かわいいでしょ?」という気はサラサラありません。
嫌なことから逃れるために、怒っているのに、それを人側が分かってくれないとどういうことになるでしょうか。

一つは、咬み付き屋さんになる可能性があります。
イヤだと全身で伝えてくれているのに、そのことを無視して無理強いをすると、ガブッと咬む瞬間が訪れます。そして、この時に人側がその行為を止めてしまうと、「なぁ~んだ!イヤな時は咬めばいいんだ!」と学習してしまい、咬み付き屋さんとなってしまいます。つまり、人が教えてしまったことです。

そしてもう一つは、手がキライになってしまいます。
よくあるご相談で、「小さい頃は無条件にカキカキさせてくれたのに、今では(成鳥になってから)、カキカキどころか、手を怖がるようになってしまって。。。」という内容です。
このご相談に対して、心の成長時期でもある1才ごろに、イヤだと言っているのに無理矢理カキカキをしたり、手にのせたりしませんでしたか?と尋ねると、十中八九、「やりました」という答えが返ってきます。
ヒナの頃は周りがよく見えていませんし、何でも受け入れてくれますが、1才頃になると、自我が芽生え、これは好き!あれはイヤ!という意思表示をするようになります。この時期に、今までやってくれたからいいじゃん!などと、嫌がるオカメさんに無理強いをした結果が、上記のようなことになります。

オカメインコさんは、お顔がかわいいのが仇になってるな~と感じることがあります。
オカメインコさんと、末永い信頼関係を築き、保っていきたいという方は、オカメインコさんの意思表示をぜひ尊重してあげていただけたらと思います。

ヨウムさん&コイネズミヨウムさんの灰色会 その4

今回で4回目となる、ヨウムさんとコイネズミヨウムさんの集いの灰色会。

月に1回ペースで開催できたらと思っていたのですが、4月は開催の目途が立たず断念してしまいました。どうやら飼い主さま曰く、何気に鳥さんたちも楽しみにしてくれているようで、開催できなかった4月は少々物足りなさと言いますか、そんな様子があったとおっしゃっていました。

5月27日の様子です。

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ヨウムさんの方は、咬み付き改善とステップアップを目標に、そしてコイネズミヨウムさんの方は、翼の下の自咬改善を目標に、継続して取り組み中です。

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ヨウムさん「うおっ!!」

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ヨウムさんが膝の上にのってくれていますが、これも継続してトレーニングを続けてくださったおかげでこういうこともできるようになりました。会うたびに、少しずつ課題をクリアできていて本当に感動しています。

コイネズミヨウムさんの自咬は、ある期間を乗り越えられたらいいなというのが、前々から飼い主さまと話をしていることがります。
それは、自咬部分の「カサブタ期」です。
自咬自体は落ち着いているようです。この「カサブタ期」は、人もそうですが、どうしても気になってしまいますよね。その結果、いじってしまい、傷が完治せずにまた訪れるカサブタ期・・・という感じを繰り返しています。ご自宅では、段ボールやフォージングのおもちゃでよく遊んでくれているとのことで、このムズムズするカサブタ期を何とか乗り越えられないものかと思案中です。カサブタの方に気が向かないように、こうして外に連れ出していただき、他の鳥さんや飼い主さまに会ったりすることで、いい刺激になったらという想いで、目下取り組み中です。

そして、この日、荒ぶる鳥が一羽・・・
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雪之丞@タイハクオウムです。
今まで、いろいろな鳥さんが個別相談のためにお越しいただいていますが、こんな雪之丞を見るのは初めてです。もしかしたら、ヨウムさんがキライ?というくらい、雄叫びは上げるは、ご覧の通り、体全体で「怒り」を表現中。

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雪之丞「うぉーーーっ!!なんだ!あの灰色の生き物はぁぁぁぁぁぁっ!?」という感じに観えてなりませんでした。

灰色会20150527-16
日課の体重測定もできないくらい荒ぶっていて、他のスタッフでは手に負えなかったので、なだめすかされながらトレーナーに体重にのるように促される雪之丞↑
一応、ちゃんと乗ってくれました。他の行動を取れば、落ち着いてくれるかな~と思ったのですが、終始、荒ぶっていました。

コイネズミヨウムさんの方に会うのは2回目で、初回の時は特に問題なかったのですが、どうやらヨウムさんの方に何か気に食わないのかもしれません。ヨウムさんの方は初対面だったからかもしれないので、2回目に会った時の様子を観察したいと思います。

性格いろいろモモイロインコさん ~思い込みは危険!~

4月から、「鳥さんヒントセミナー」と題して、鳥種別のセミナーを開催中ですが、5月24日に開催予定だった「モモイロインコ編」は、残念ながら、お申込み人数が最少催行人数に達しなかったので、延期となりました。。。

しかし!もともと、この日は参加する気満々だったとおっしゃってくださった飼い主さまとモモイロインコさんが、情報交換もかねてお越しいただきました。

こちらは、2才2か月の女の子↓
モモイロインコ20150524-1
飼い主さまご自身も希望して、なおかつ行動に移していただいていますが、人見知りをしない鳥さんになってもらいたいという願い通り、初対面の人にもとてもフレンドリーなモモイロインコさんです。
頭をカキカキしてほしい時は、「モモちゃん」と、スイートなボイスで一瞬で人をメロメロにしてしまうと得意技を持っています。
そして、この日初めて見た雪之丞のスタンド止まり木にも怯えることなくすぐにとまれることができて、お気に召してくれたようです。

そして、こちらはもうすぐ7才になる女の子↓
モモイロインコ20150524-4
こちらのモモイロインコさんも、とてもフレンドリーで、頭を下げて無言でカキカキをおねだりする技をお持ちです。

「同じ鳥種だから、すぐに仲良くなれるなんて、とんでもない飼い主の妄想だよね~」と、言わんばかりに、お互いの存在をないものにしている様子↓
モモイロインコ20150524-3
お互い目を合わせません。
モモイロインコ20150524-6
こんなに近くにいるのに、目を合わせません。
モモイロインコ20150524-5
ひたすら目を合わせません。
まっ、そんなもんですよね。

モモイロインコと雪之丞20150524
そして、ショップにいる雪之丞との微妙な3ショット↑
一切、目を合わせません。

この日お越しいただいたモモイロインコさんたちは、2羽ともフレンドりーで、物怖じしない性格だと思っています。これは、観察に基づく見解です。
鳥さんの性格について、「うちのコは臆病なんです」、「うちのコは怖いモノ知らずなんです」と、ごくまれに「思い込み」をされている方がいらっしゃることがあります。
この「思い込み」は、時に危険で、鳥さんの許容範囲を超えてしまうこともあります。
例を挙げますと・・・
●「臆病」だと思い込んでいるパターン:
臆病だから、とにかく怖がらせないように怖がらせないように、、、としていると、実は鳥さんが持っている可能性の芽を摘んでしまうことになります。時々、「これだったら大丈夫なんだ!」という、思いがけないモノが見つかることもあります。この発見は、あきらめてしまっては辿り着けなかった発見です。そして、臆病な鳥さんの場合、少しずつ少しずつのアプローチで、度胸をつけてもらう試みを続けていっていただけたらと思います。

●「怖いモノ知らず」だと思い込んでいるパターン:
何をしても大丈夫!と思い込んでいる飼い主さまは、いきなり初めて見るおもちゃをケージに入れてしまって、これが原因で毛引きを始めてしまったというケースもあります。たとえ、どんなものに対しても平気!という鳥さんに対しても、初めてのモノを導入する際は、まずはおうかがいを立ててみて、怖がっていないかどうかを観察してから、ケージの中に設置してあげることをお勧めいたします。

これらの他に、「どうせ●●しないんでしょ」というのも、思い込みの一つです。
例えば、「どうせお野菜食べないんでしょ」と、お野菜を与える機会を失くしてしまう前に、
・お野菜の切り方を変えてみる
・細かく刻んでみる
・好きなものと混ぜてみる
・他の鳥さんに協力してもらって、おいしそうに食べている様子をみせびらかす
・乾燥したものを与えてみる
などなど、いろいろと試してみることをお勧めいたします。
中には、長年、全く見向きもしなかったお野菜をある日突然、食べ始めたというケースもあります。このきっかけは何だったのかは正直分かりませんが、これも、飼い主さまがあきらめずに、お野菜と遭遇する機会を継続して与えた結果だと言えます。

「うちのコはこう!」と決めつける前に、鳥さんの行動をしっかりと観察してあげるをお勧めいたします。